2017年6月11日

537. JR東日本 西国分寺駅と武蔵野線 国立支線(立坑と湧水群)

 西国分寺駅と武蔵野線 国立支線(立坑・湧水群)
 
 
 
 西国分寺変電所の小平方に湧水を集める人坑(集水)と湧水を開渠部分まで運ぶ人坑(湧水)がある。

 武蔵野線がトンネルでこの恋ヶ窪周辺を経由したため水脈の分断が起こり周辺家屋の地下水位が上昇した。JRは、その湧水を横抜き井戸で下水道に放流していた。年間1~3億円を国分寺市に支払っていた。平成8年からJR東、国分寺市、東京都の協議が行われ下水に放流されていた捨てられている湧水を旧恋ヶ窪用水路を経由して姿見の池まで導水し、最終的に野川に放流される経路をJR東負担で平成14年3月に完成させた。
同様な例として上野地下駅(新幹線)を不忍池、総武線地下駅の湧水を立会川に流している。
 
おまけ 赤銅色に輝くき電分岐線 西国分寺駅構内

中央東線沿いにある日吉町立坑(国立支線)

中央東線沿いにある日吉町立坑 裏

日吉町立坑から地下の国立支線の上をたどる

地下水を集水する人坑 右は下水道人坑
奥に集水用人坑
西国分寺変電所の周辺は谷地になっており集水人坑が集まる。

右奥が西国分寺変電所と恋ヶ窪立坑 谷地中心部 横抜き井戸が密集(集水)


こちらは下水

途中から湧水に替わる

こちらは集水

たどっていくと西恋ヶ窪立坑にたどり着く(国立支線)


立坑の後ろは集水タンク

立坑からポンプアップされた湧水がタンクに溜まる


湧水人坑をたどる


府中街道手前

府中街道を横切る











東福寺の脇を通る



湧水が開渠となって現れる

旧恋ヶ窪用水への接続点
 
 
 

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