き電保護パック 設備状況
き電保護パック
高抵抗地絡問題の解消の為 開発された装置                                
故障点の抵抗が0.5Ω程度の場合 き電線や電車線が構造物に接触した場合故障が検知できないで、大電流が流れ続け信号・通信ケーブル等の焼損が発生する。                    
これを検出し保護するために開発された装置。                                
き電電圧が1500Vと低く高抵抗のコンクリート柱などは地絡した場合、故障電流が小さい、その一方電気車負荷電流は2~4kAと大きく、運行密度が高い変電所の回線電流は数kA以上になる。 原理としては、高抵抗地絡故障による構造物の電位上昇により放電ギャップを作動させて故障電流を速やかにレール帰路に移行させて変電所の保護回路を作動させることによる。
以下上野駅
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| 上野変電所 き電線 鉄構にき電保護パック | 
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| 上野変電所 き電線 鉄構にき電保護パック | 
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| 上野変電所 き電線 コンクリート柱にき電保護パック | 
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| 上野変電所 き電線 コンクリート柱にき電保護パック | 
| 日暮里変電所 常磐線 き電線路鋼柱にき電保護パック | 
| 日暮里変電所 常磐線 き電鋼柱 常磐線日暮里変電所からのき電線路 本体と計数器が別置き  | 
| 日暮里変電所 常磐線 き電鉄柱 | 
| 大井車両センター内 車庫内の地絡検出 本体と計数器が別置き  | 
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| 武蔵小金井2番線入線 東京行き 快速 おまけ | 
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| 武蔵小金井2番線入線 東京行き 快速 出庫 おまけ | 
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| 鋼製 架線柱にき電保護パックが設備されている(羅列状態) | 
| 鋼製 架線柱にき電保護パックが設備されている 本体と計数器が一体形  | 
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| 鋼製 架線柱にき電保護パックが設備されている | 
| 鋼製 架線柱にき電保護パックが設備されている | 
| 鋼製 架線柱にき電保護パックが設備されている 保護パックからの地絡検出ケーブルが架線柱に伸びる  | 
| 架線柱の接続部分にボンド | 
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| 武蔵小金井駅構内には武蔵境変電所からのき電線が張られている(武蔵小金井電車区用) | 
参考文献
由井清ら:放電ギャップを応用した高抵抗地絡保護装置の開発実用化                   
鉄道と電気技術;1889,Vol.43,No.8,pp.2-7









