2019年2月16日

883. JR東日本 羽田空港アクセス線の推定と変電所の配置

羽田空港アクセス線 経路予想と変電所の配置

新着情報 2019/05/20
いよいよ5/30に環境調査の内容が明らかになる。
東京都港区芝浦一丁目が起点なので、この記事は外れかもしれない。

外した 5/30発表の調査計画書 引用東京都環境局 Webより
開削トンネルとシールドで田町駅北に繋げる
田町駅 付近は単線で通過
東海道線の間を割り込む形でトンネル構築


かなりの難工事となる模様 
東海道新幹線の移転支障工事は、行われない。

環境影響調査の結果、及び将来の増便を考え、この部分の単線運転(東京駅方)はネックになるので負荷分散を図る経路 新宿方(埼京方、中央方)、京葉線方(ディズニーに振り分ける)を運用する様子,それとも大穴 単線トンネル中止 複線乗越復活?!

新木場駅のき電系統をUp


JR東日本の会見を基に推定
黄色 羽田空港アクセス線
赤 それぞれの連絡線 臨海部ルート、西山手ルート
青 既存臨海線
ピンク 標点は、変電関係設備を示す


3ルートとも東京貨物ターミナルから羽田空港までのトンネルは共通の課題とする
臨海部ルート
既に臨海線 品川埠頭変電所付近から複線の旧京葉線が東京貨物ターミナル方に出来上がっており、一部 臨海線の八潮車両基地の出入りで複線の内 片方を運用している。もう片方は、TEPCO大井火力発電所付近に立ち上がるのだが現在は、閉塞されている。
これが一番簡単そうである。但し 乗客数は、それほど期待されないので現有の基地引き上げ線を利用した単線運転かもしれない。

鉄道建設・運輸施設整備支援機構Web閲覧資料からの引用
機構(旧日本鉄道建設公団含む)が携わった鉄道建設の工事誌・業務に関する動画の一部を掲載しているWebから引用
鉄道建設・運輸施設整備支援機構 アーカイブ 引用
臨海副都心線 東京テレポート・大崎間
臨海副都心線工事誌(東京テレポート~大崎間)平成15年9月 日本鉄道建設公団・東京臨海高速鉄道 編 pdf注意

臨海線の路線図 この臨海線と羽田空港アクセス線が繋がる
既に車庫線は、東京貨物ターミナルに引き込まれている


品川埠頭変電所部で既存複線シールドトンネルから分岐する形で臨海線が大崎方面に延長された。
分岐部の上部に品川埠頭変電所が設けられた。
中央 右の品川埠頭変電所から臨海線は、大崎方面へシールドトンネルが掘られた
既存シールドトンネルの解体と新たなシールドトンネルのつなぎこみが行われた。
車庫側は複線構成 但し 現在の臨海線は、この部分は旧京葉線の上り線を使って運用されている




旧京葉線 台場トンネルと東京貨物ターミナルへの経路
上がり線の開口部は現在の臨海線開口部と一致
下り線は、TEPCO大井発電所付近に開口部があるが閉塞されている、

臨海線ができる前の旧京葉線の経路
下り線は、TEPCO大井発電所付近に開口部があったが現在は閉塞されている



旧京葉線上下線の関係
上り方の方が勾配が緩い
旧京葉線 上下線の位置関係


旧京葉線と東海道貨物線の配線関係
京葉線下り線が開口部からトンネルに導入される部分
大井火力発電所付近
YAHOO地図だと開口部の記号がある









西山手ルート
大井町 東京車両センター付近から単線のシールドトンネル上下2段が品川シーサイド駅の大井町方にあるので、この部分から大井ふ頭へ向けてシールドトンネルを掘る。途中清掃工場があるので、その部分の迂回、首都高の大規模なジャンクションがあるので迂回し、JR東海の大井周波数変換変電所をかすめて、東京貨物ターミナル方に顔をだす経路
既存シールドトンネルからの分岐工事は、既に臨海線 品川埠頭付近で経験済

鉄道建設・運輸施設整備支援機構Web閲覧資料からの引用
機構(旧日本鉄道建設公団含む)が携わった鉄道建設の工事誌・業務に関する動画の一部を掲載しているWebから引用
鉄道建設・運輸施設整備支援機構 アーカイブ 引用
臨海副都心線 東京テレポート・大崎間
臨海副都心線工事誌(東京テレポート~大崎間)平成15年9月 日本鉄道建設公団・東京臨海高速鉄道 編 pdf注意


大崎からの経路は多数検討された
最終的に26ルートと160ルートが採用された。
品川シーサイド駅 手前の単線シールド部分からの分岐が妥当だろう
斜線部分 単線シールド部分からの分岐が妥当だと考える
東山手ルート
 一番の難工事 札の辻橋の部分で、今まで複線だった東海道貨物線が単線となる。東海道貨物線は、さらに海側を浜松町付近まで伸びるが、ここに拘ってはダメである。
東海道新幹線及び東海道新幹線の回送線を海側からどうやって乗り越すかが大きな課題だが、
東海道新幹線回送線と東海道貨物線が並走する区間からの乗り越しが一番ハードルが低いと考える。その部分ヒントは、運河上にある。
 既存の東海道貨物線の新幹線を乗り越す高架化は、古くからある三田ナショナルコートからの反対が大きく予想される。また札の辻橋の部分で経路が45度変更になるので、かなりの急角度を経て着地しなければならない。
 芝浦橋の運河上を経由、高浜公園上空を通り、東海道新幹線及び既存JR東の線路を越えて
着地するルートが一番ハードルが低い。運河上なので用地買収が最小限で済む
 途中 カナルサイド高浜のマンションがあるが、田町方に交換建築で建て替えを行う。住民としては、駅が近くなりWin-Winの関係が保たれる。
以下がその想定ルート
この部分から乗越が始まる


この場所の上空を羽田空港アクセス線が横切る


羽田空港アクセス線の変電所 
羽田空港アクセス線周囲の変電設備を以下の画像で水色で表す。またアクセス線の関係する変電所を赤で示す。
既存変電所の66kV化を2か所行う
田町変電所 浜松町変電所からの22kV 運用を66kV 化

51.  JR東日本 田町変電所(直流)ブログリンク
大井ふ頭変電所の66㎸化
 JR東海の大井周波数変換変電所までは、66㎸1回線が既に来ているので2回線化と延長
新設変電所
 羽田空港内に一か所 空港内の22㎸スポットネットワーク回線から受電
大井埠頭変電所から5㎞になるので必須となる。
末端にあたる変電所となるが、京急は、羽田変電所、東京モノレールは、西ターミナル、多摩川、羽田変電所を空港付近の重要変電所として位置付けている、ので、アクセス線も羽田空港敷地内に変電所を設けることになる。
 どうやら新ターミナル地下2Fに変電所が設けられるようだ。
掟破り
 既に東海道貨物線は、天空橋付近を通過しているので、この部分から京急線に平行して国際ターミナルを経て国内線ターミナルと繋げる。両ターミナルをつなげる一番簡単だが何かハードルが高いものがあるのだろうか?貨物列車との輻輳が問題になるのか?

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