2022年1月20日

1190.  東北・北海道巡検23 JR北海道 千歳線 新千歳空港線分岐 き電区分(仮称:南千歳き電区分ポスト)

 千歳線  新千歳空港線分岐 き電区分

 

解像度が悪い(2021年1月現在) 
アプローチ:南千歳 き電:空港線へのき電区分(上下線)通常は千歳線上り線からき電

出典(「配線略図.net」アドレス「https://www.haisenryakuzu.net/」)

東北・北海道巡検の行き帰りに目を皿のようにして観察。
南千歳駅 札幌方上下線にエアーセクションを挟んでAF,TF用の負荷断路器が2組上下線にある。
見えている方が下り線のき電区分ポスト 負荷断路器2組

 快速「エアポート」増発時に新しく恵み野に変電所を設けた。この変電所が落ちた場合、空港線は停電してしまう。空港地下駅にDCを入れることはトンネルに排気ガス対策がなされていないため入線できない。このき電区分ポストの負荷断路器を開放し、千歳き電区分所を延長き電として沼ノ端変電所方で南千歳駅をき電すれば、地下トンネル部のECは出入り自由。あとは南千歳駅でDCに乗換えすれば札幌までは乗り入れ可能となる。反対に沼ノ端変電所方が落ちた場合は、近傍に千歳き電区分所があるので問題ない。

 空港線へのき電は、上下トロリ線を選択可能な配線になっており通常は、千歳線下りトロリ線からの分岐で負荷断路器を経由して き電されている。また上り線側からも き電できるような構造となっている。(上図参照)
 シーサスクロッシングのき電区分は通常はセクションインシュレーターを入れて上下線間を区分しているが、この空港線のシーサスクロッシング 石勝線側は架線がないのでシーサスクロッシング部の本線部分にエアーセクションを設けている。定位は空港線は下り線き電なので同電位である。

左 負荷断路器は、下り線からき電
右 負荷断路器は 上り線からき電
現状 負荷断路器の断路器部を見ると閉路になっているのは下り線側

負荷断路器のT分岐線が空港線トロリ線に繋がっている
右 負荷断路器は 上り線からき電 断路器部分は開路
上に見えているのは上り線のセクションインシュレーター





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