高崎線電化の資料を入手したので、計画時から現在までの送電系統、き電系統、各変電所についてまとめてみた。
作図が大きくなったので最大で表示
SS=変電所 SY=開閉所(宮原) SP=き電区分所
電化当初は専用の架空送電線を使い、各変電所間を結んでいた。
2021年現在 桶川⇔吹上間が、電化当時の架空送電線路を使っている。桶川⇔熊谷間は、線路脇のトラフ内に収容された地中送電ケーブル66kV 1回線であるので、架空送電線路も将来的には熊谷⇔吹上間が地中送電ケーブルとなるであろう
電化当時の国鉄専用架空送電線路の位置 |
電鉄系変電所 開閉所 き電区分所 補助き電区分所 グーグル マイマップリンク
マイマップに国土地理院旧版地図の座標を入力して旧国鉄専用架空送電線路を黄色ラインでプロットしたもの、途中ポイントの羅列になっている部分は、現有の架空送電線路
黄色線の部分 電化当時の国鉄専用架空送電線路の位置と合っている |
2021年現在の大宮⇔高崎間 JR東日本送電線(架空・地中)につながっている変電所
大宮から出発
参考資料
日本国有鉄道東京電気工事事務所計画課 編;高崎線(上野・高崎間)電化工事記録:日本国有鉄道東京電気工事事務所,1953,10月