旗の台開閉所
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Google Street View 開閉所は駅構外 左側の上のポイントは旧旗の台変電所 下のポイントは新旗の台変電所 |
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ガード下が開閉所 左に入口 |
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開閉所入口 苦肉の策 東京急行電鉄株式会社=東急電鉄株式会社 |
同じようなことを行なっている会社があったと思って探したらあった。
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総武流山電鉄株式会社=流鉄株式会社 |
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洗足池変電所方 き電線 上下一括き電 |
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奥のトラスで2回線から4回線へ分割 |
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手前の洗足池変電所では4回線が2回線へ併合 |
多分 昔は洗足池変電所から専用き電線2回線が旗の台開閉所に伸びていた名残だと思う。それを洗足駅ー旗の台開閉所間でまとめて、き電電流の増加を目論んだものと思う。
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分割された片方は左架線柱で引止めケーブル化、もう片方は通過 |
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通過するき電線もT分岐でケーブル化されダクトに収容される。 |
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ケーブルに貼付されている表示 池上線旗の台8号架線柱からLS-旗の台方面 500㎟ケーブル28mで開閉所に引き込まれている |
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ダクトからトラフに収容されたき電線は開閉所に引き込まれている |
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入口 エアコン室外機部 拡大 旗の台開閉所と記載 |
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左側から軽量プラスチックトラフが来てダクトに収容されて開閉所に引き込まれる |
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軽量プラスチックトラフとダクトの接続点 この後ダクトは引き下げられて開閉所へ、トラフは線路沿いに移行して新旗の台変電所へ |
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軽量プラスチックトラフは新旗の台変電所方に伸びる つまり新旗の台変電所と池上線は、旗の台開閉所でき電可能な構造となっている。 |
洗足池変電所(池上線)、新旗の台変電所(大井町線)どちらかが落ちた場合、開閉所を通じて電力融通が行える体制となっている。
参考資料(順不同)
松原優平;鉄道事業者の変電設備(17):鉄道と電気技術Vol.35,No.2,pp.82-85,2024