2021年8月22日

1103. 東武鉄道 東上線 森林公園変電所

 森林公園変電所

 

アプローチ:森林公園駅 容易
受電:TEPCO東松山線No.17-1鉄塔引き下し66㎸ 2回線 地中送電ケーブル埋設 
き電:東上線 高坂方Zセクション方式、構内独立き電、武蔵嵐山方は上下1上下一括き電
変成設備 建屋外観からは不明 車両センター付属なのでシリコン整流器4,000kW×2が妥当




屋外に設備機器は無い

屋外に設備機器は無い

屋外に設備機器は無い

東上線とTEPCO東村山線がクロスした部分に
変電所に向う引き下げ鉄塔がある


東村山線No.17-1鉄塔
66㎸2回線引き下し



線路脇の特高注意書きプレート

地中送電ケーブル埋設標

拡大




この脇の空地地下に地中送電ケーブル埋設

JR特電の埋設標は、多く見たが東武鉄道の埋設標は初見参

森林公園駅構内は、上下線とも同一き電でまとめられている


左下のき電線が構内同一き電のき電線

Wクロスポイント上には、電車線区分標が無い
即ち構内同一き電

本線から側線に向かう部分には、上部に電車線区分標がある

つきのは方は、き電線が3条1回線
ほくほく線は、すべてが3条1回線でき電線が張られていたが東武は初見参

通常の上下方面別き電だと思うが 実は…反対側からみると

つきのわ方(右)は、上下一括き電 上下き電線をジャンパ線で繋ぐ

東松山方は、Zセクション方式が採られている。
右 鉄構から上下Zセクション用き電線がひきだされている
き電線は5回線
上下き電線2回線
Zセクションき電線2回線
構内同一き電用き電線1回線


奥のセクション標と手前のセクション標の間がZセクション部分
奥 東松山方
手前 森林公園駅構内同一き電部分

インピーダンスボンド中性点に繋がる帰線

インピーダンスボンド中性点に繋がる帰線

インピーダンスボンド中性点に繋がる帰線



つきのわ方 き電線3条1回線

右に2回線でているのは、森林公園検修区へ向かう専用線
この専用線から構内き電用の電源が取られているはず


東武東上線の新しい電力管理システムより記載の系統監視盤 
一番左が若葉変電所 Zセクション方式、次が高坂、その次が森林公園変電所高坂方がZセクション方式で、構内は独立き電 武蔵嵐山方は上下一括き電であることが判る。

参考資料(順不同)
鈴木 孝郎ら;東武東上線の新しい電力管理システム:鉄道と電気技術,Vol.12,No.6,pp37-41,2001
柴田 浩一郎;東武鉄道株式会社:鉄道電気協会誌,Vol.41,No.11,pp.53-57,1987
東武鉄道(株)電気部電力課;電力設備の概要:鉄道ピクトリアル,Vol.58,No.1(臨増)pp.106-109,2008
千徳 通利;現場だより 東武鉄道 杉戸電気管理所:鉄道と電気技術,Vol.21,No.7,pp.71-74,2010




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