2020年9月25日

1004. 野岩鉄道 川治変電所(直流)とその周辺(TEPCO川治変電所、栃木県企業局川治第一発電所)

川治変電所とその周辺(TEPCO川治変電所、栃木県企業局川治第一発電所)

左から順に栃木県企業局川治第一発電所、TEPCO川治変電所、野岩鉄道 川治変電所

アプローチ:川治湯元駅 容易
受電:近傍の川治第一変電所からの送電線は繋がっていない。川治2号線として一端 TEPCO鬼怒川発電所から戻ってきた送電線に繋がる
鬼怒川発電所は周辺の発電所から電力を集め、昇圧して首都圏に送出する役目を持つ
野岩川治変電所と野岩三依変電所は系統事故の際に分離できるよう
系統が違う送電線に繋がっている


会津鉄道、野岩鉄道 変電設備 位置関係
会津鉄道、野岩鉄道、東武までの変電所間隔 大体10㎞ SS=変電所
会津田島から会津高原までは、登り勾配
同じく 東武立石から男鹿高原までは登り勾配
会津高原⇔男鹿高原間に頂点がある(分水稜)

変成設備(会津鉄道 会津田島、七ヶ岳登山口、野岩鉄道 男鹿高原、三依、川治SSとも同様な設備容量を持つ)
整流用変圧器 1,700kVA=1,200V×818A×√3、66kV降圧1,200V    
シリコン整流器 1,500kW 1,500V 1,000A
共に定格D種 100%連続 150% 2時間 300% 1分

500系リバティ入線時には、VVVFの出力を抑えて入線する。
新型特急車両 500 系リバティ (Revaty) の概要について 鉄道車両工業 482 引用


整流用変圧器の定格から約900Aまでは電流を取れる。瞬時だったら1,000Aは大丈夫



川治線28号鉄塔から分岐 川治線2号


川治線28号鉄塔 右へ27号鉄塔
手前 TEPCO 川治変電所2回線分岐
左 野岩鉄道 川治変電所分岐

三依線分岐 送電線の口径が三依側は小さい T分岐部

右 断路器、遮断器、オレンジキャップMOFの順

MOFの次が、避雷器、整流用変圧器 66kV降圧1200V

電力沪波器FLと直列リアクトルSL

シリコン整流器用変圧器銘板
整流用変圧器 1,700kVA=1,200V×818A×√3、66kV降圧1,200V 

シリコン整流器 1500kW 1500V 1000A 定格D種

き電線引き出し部
左 新藤原 右 三依SS

延長き電用断路器は手動
駅 き電部まで引き出される き電線

駅 き電部に延びるき電線


帰線部は、ケーブル化されてレール部分に引き入れられる

き電線 新藤原方 510㎟×2条
三依方 1条

スパンパイプ振止め き電線吊架方式に移行
三依SS方

き電線吊架方式 1条 三依SSから北 会津高原までは2条 敷設 510㎟
三依SS方

変電所 直下のエアーセクション 電車線区分標

帰線が繋がる吸上と書かれた接続箱
多分ダイオードが入っている

帰線が吸上と書かれた接続箱に入り、線路側に引き出される
男鹿高原変電所と同じ構成

TEPCO川治変電所(配電用変電所)

28号鉄塔から分岐

66kV降圧6.6kV 2バンクの典型的な配電用変電所

左に野岩鉄道 川治変電所
手前 TEPCO川治変電所 2回線受電
左上に野岩鉄道 三依変電所へ向かう三依線 T分岐
28号鉄塔
 栃木県企業局川治第一発電所
発電所諸元 認可最大出力:15,300kW 立軸三相交流同期発電機×2台
栃木県 川治第一発電所紹介 Web

発電所建屋 発電機 2台


交換された昇圧変圧器 2基 中性点はリアクトル接地
二次側昇圧電圧66kV 一次側3.3or6.6kV

左 オレンジキャップ 中性点接地リアクトル(消弧リアクトル)

昇圧後 遮断器を経る

MOF 送り出しの電力量を計測

所内母線を経て1回線 送出 オレンジキャップMOFの左は変流器

奥 発電機建屋

避雷器に繋がる断路器 最終鉄構

最終鉄構下の避雷器RST表示


27号鉄塔から鬼怒川変電所へ送出

川治線 27号鉄塔 環境調和碍子使用 川治1号線(右)に発電機出力は繋がる
川治2号線(左)とは繋がらない
川治線28号鉄塔(最終鉄塔)と分岐する三依線1号鉄塔 三依線は、野岩鉄道三依変電所に繋がる66kV 1回線



JR四国 本四備讃線(瀬戸大橋)で架線切断で立ち往生

1394. JR四国 本四備讃線(瀬戸大橋)で架線切断で立ち往生 2024/11/10 随時記載

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