南太田変電所
アプローチ:南太田駅 容易
受電:TEPCO本牧線66㎸ 2回線受電
給電:京急弘明寺変電所22㎸ 1回線送電
き電:本線
変成設備:シリコン整流器 4,000㎾×2
66kV2回線受電 |
1回線目は、断路器から下部のケーブルヘッド(2回線目)まで 中央右 断路器(避雷器用)その隣避雷器 つまり狭い敷地を有効利用するためケーブル引き回しで対応している 1回線目と2回線目がケーブルヘッドで合流している |
合流した部分から遮断器をへてMOFへ |
MOFから所内母線に |
上空の所内母線からGIS化された遮断器・変圧器の一体構造物へ |
変電所内には2台のシリコン整流器 |
シリコン整流器1台目 4,000kW |
整流用変圧器4,400kVAとバスダクトでつながるシリコン整流器4,000kW |
2台目 1台目と同じ構成 整流用変圧器4,400kVAとバスダクトでつながるシリコン整流器4,000kW |
GIS化された受電部と遮断器 |
別角度 上空の所内母線からGIS化された遮断器・変圧器の一体構造物へ |
整流用変圧器4,400kVAとバスダクトでつながるシリコン整流器4,000kW |
所内母線から66kV降圧22kV変圧器へ (遮断器を経由して) |
66kV降圧22kV変圧器 二次側はケーブル引き出し |
ケーブルはCVT22kV 100sq |
二次側22kV C-GIS化された設備 下部の金属トラフから右のダクトへ |
南太田変電所は高台にあるので線路際までケーブルで引き下ろされる こちらは帰線側 一番左の金属ダクトは弘明寺変電所22㎸ 1回線送電ケーブルが収容 |
帰線8条 |
一番左の金属ダクトは弘明寺変電所22㎸ 1回線送電ケーブルが収容 |
反対側の鉄構は、き電線引き出し 横浜方上下各3、弘明寺方上下各2 |
き電線引き出し部 |
一番左の金属ダクトは弘明寺変電所22㎸ 1回線送電ケーブルが収容 |
ダクトは弘明寺変電所22㎸ 1回線送電ケーブルが収容 この部分で引き出され架空ケーブル送電で弘明寺変電所へ向かう |
き電線の行き先 一番左は帰線8条 その次は以下の順 |
本線上下上大岡 4本 |
本線上下上大岡 2本 |
本線新町方上下4本 |
変電所側の表示と合わない
上大岡方の表示があるので、線路際の表示は一部昔のまま
(弘明寺変電所のほうが新しい)
変電所側の表示 横浜方上下各6、弘明寺方上下各4 今回の京浜急行電鉄変電所巡りは、1998年発行の「桐生 政次郎;京急特集 電力・変電設備の概要」を基にして三戸変電所から順に辿ってきている。 1998年の文献にはまだ、羽田線羽田変電所のことは、記載されていない。同様な表題 2017年発行の「内山 亮;特集:京浜急行電鉄 電力・変電設備の概要」は表題は同じだが変電所一覧及び系統図は記載されておらず、羽田変電所について数行の記載があるのみである。 横浜にき電室があった時分は、横浜を挟んだ、新町変電所12,000kW,南太田変電所11,000kWと大容量の変電所でサンドイッチされていた。 今回の南太田変電所の次は、横浜SP(横浜き電室・JRの直流き電区分所のようなもの)であるが、実際に訪問したところ、横浜変電所に格上げされていた。2005年竣工 変電所の銘板を見て愕然とした。 以下の記事は、現地調査せずに記事にしたものであり、実に汗顔な事だらけで、何とも言訳もできない失態である。厚顔無恥のダニング=クルーガー効果の頂点のような状態であっる。 906. 京浜急行 き電系 新町変電所界隈の事情 号外 906の記事は修正します。 今後は、現地調査していない事案が発生した場合、最新の文献を調べる等再発防止に努めたい。 但し、京急が横浜変電所をき電室から格上げ設置するまでは、この新町変電所界隈の事情は間違っていない。き電系統としては脆弱であったので、この南太田変電所から新町変電所方面はき電線の条数が多い。上下で3条1回線のままである。 おまけTEPCO本牧線はNo.68鉄塔で架空送電線から地中送電ケーブルになる。(戸塚変電所が若番) この部分には2系統分のケーブルヘッドがあり、片方は本牧線としてTEPCO関内変電所につながり、もう片方は横浜地下鉄蒔田変電所につながっている |