2023年6月6日

1305. JR東日本 山形新幹線アプローチ線建設に伴う山形線構内き電線の整理

 山形新幹線アプローチ線建設工事が2026年度末完工するということで、JR東日本の資料からGoogle My Map にアプローチ線を書き込んでいたところ、き電系統が大幅に変更されていたことが判明(2022年現在)したのでGoogle Street Viewを参考に記事を起こした。アプローチ線の線形は、おまけ 主はき電系統に注目

この辺の過去の記事は以下にUpしてある。
663. JR東日本 福島変電所 交流 BTき電とその周辺

JR東日本の参考にした山形新幹線アプローチ線建設工事情報は以下から引用
以下引用部




引用終わり

作成したアプローチ線の予想 長さは大体合っているようにした
各ポイントについて解説

き電線支障移転
変電所側

デッドセクション方向


デッドセクション撤去
吊架線にデッドセクションの名残りがある

新設されたエア―セクション
福島駅構内き電とき電線206(山形線上り)とのセクション
デッドセクションを撤去 き電設備(断路器、VT、Ar)はスルー化

スルー化されたき電設備(運用停止・撤去はされてない)
スルー化前 一番左の206き電線が碍子で分断 
右の設備でデッドセクション(構内・峠方)の峠方と構内の電圧を測定、
断路器で峠方へき電を制御(入り切りしていた)断路器は開放

移転支障のため撤去されたき電設備
福島変電所からの205,206き電線 整理 地中送電線化 右に反転

反転部分 撤去 地中送電線化 き電線整理

使われていない断路器群 構内き電用 整理撤去


206き電線 分断 右に断路器、Ar、VTからなる設備


右に断路器、Ar、VTからなる設備 断路器手前のVTと断路器後VT
き電線は206

別角度 右に断路器、Ar、VTからなる設備 断路器手前のVTと断路器後VT
き電線は206 


構内下りき電と山形線206き電を分離するデッドセクション(撤去)

過去画像 エアージョイント

 現在 エア―セクションに変更 セクション間に断路器は無い

過去画像 デッドセクション 左に見えるき電設備使用 断路器閉路(上側にブレード)

現在 デッドセクション撤去 左に見えるき電設備 スルー化 断路器開路(下側にブレード)

模式的に表したき電系統
2017年当時

2022年現在 デッドセクション撤去 エア―セクション化

 アプローチ線完成後の異電圧20㎸BT⇒25㎸ATデッドセクション位置は、アプローチ線平坦部640m間に設けられるわけだが、在来線20㎸との並走区間は、20㎸のままであると判断(保守の関係)できるので、高架が始まる直前部に設けられる可能性が高いと判断した。
作成したアプローチ線の予想 長さは大体合っているようにした



XのJR東日本電気システムインテグレーションオフィス(電気SIO)の公式アカウントから引用
予想通り赤丸印が異電圧デッドセクションとなるだろう


JR四国 本四備讃線(瀬戸大橋)で架線切断で立ち往生

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