2018年6月3日

804. JR東日本 内野変電所 越後線

越後線の変電所群


吉田以南 柏崎までの区間は、列車本数が少なくるため変電所間隔も広くなり
またJR東日本において特殊設備が施されている





これから越後線の変電所に入る。白山変電所は既に過去に述べているが
残された変電所を新潟駅から順に追ってみる。
越後線の変電所は、他の線区にみられない特殊な設備が取り入れられているので
 
まずは 内野変電所
 
  
グーグルマップで表示名がでる
アプローチ:内野駅
受電:近接の東北電力 内野変電所からのケーブル受電、全屋内式
き電 越後線

右 越後線



66㎸ 降圧  変成設備は建屋内収容

き電線 引き出し 手前 白山SS 奥 越後曽根SS

直流部変電所建屋

直列リアクトルと直流高速度遮断器が収容されたアルミプレハブ建屋

き電線が収容されている



インピーダンスボンド中性点に繋がる帰線

奥 越後曽根SS方
エアーセクション
き電線の保持が越後線特有
トロリき電分岐線の形状 後で比較のための情報として必要
き電線 直付

越後線 特有なき電線保持方式


 おまけ
隣接する東北電力 内野変電所


このうちのどれかがJR東日本 内野変電所に繋がる
越後線 始発 新潟駅 新ホーム
越後線 始発 新潟駅 新ホーム
越後線は吉田・柏崎間が極端に列車本数が減少するので踏破するのに時間が掛かる

参考文献
図1 電化工事概要図
蔵田 幸一;越後線・弥彦線-東三条間電化開業:交通技術,1984,Vol.39,No.6,pp.14-15
図2 送電き電系統図(一部追記改変)
小坂橋 光; 越後線、弥彦線(弥彦-東三条間)電化設備:電気鉄道,1982,Vol.36,No.10,pp.3-6

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