駅舎改良工事における検電接地装置の利用
駅舎改良工事での検電接地装置については、過去に何回か取り上げたが中野駅で見つけたので記す。
場所は、中野駅 高円寺方 下り線ホーム突端部ともう一か所
1.まずは、駅舎改良工事分 中央線12両化対応の検電接地装置 下り線ホーム突端部
1.まずは、駅舎改良工事分 中央線12両化対応の検電接地装置 下り線ホーム突端部
中央 右 架線柱にき電線からの引き下ろしケーブル6回路分 上下線×3経路(緩行、東西、快速) |
動力式検電接地装置 2回路分(上下線)×3 |
動力式検電接地装置の上には、緑の回転表示灯 |
左より、緩行線、JR・東西線、中央快速線と読める |
快速線 上り インテグレート架線のき電ちょう架線につながる動力式検電接地装置からのケーブル |
快速線 下り インテグレート架線のき電ちょう架線につながる動力式検電接地装置からのケーブル |
東西線緩行線部分 インテグレート架線のき電ちょう架線につながる動力式検電接地装置からのケーブル |
2.電留線部分 呼び名は、中央緩行線(0番線)
動力式検電接地装置 |
動力式検電接地装置 1回線専用 中央緩行線(0番線) |
O番線にき電している、き電線につながる クリートで保持されたケーブルがき電線につながり、き電分岐装置からトロリ線につながる部分 |
1番線横の0番線の電留線工事対応の動力式検電接地装置のようだ |
おまけ すわ線路内 発煙事故と思いきや
鉄道のレールの膨張を防ぐ装置など安全を支える設備のようだ。
ミスト噴霧
線路も霧で冷やせ、メトロ中野駅にミスト装置 日経新聞 引用
能美防災、中野駅に「レールミスト」設置 産経新聞引用
以下引用
水道水を微細な霧の状態にして噴射し、蒸散する際の気化熱の吸収を利用して地上の局所を2~3度冷却する「ドライミスト」を応用。所定の気象条件に達したとき、軌道を2つ以上に分ける分岐器の部分にミストを噴霧する。1個当たりのノズルから噴霧する水の量は1時間当たり1.8リットルと少なくて済むのが特徴。
引用終わり
東西線 中野駅 落合方 Wクロス(シーサースクロッシング部) |
電車は、平気で通過している |
だいぶ発煙は収まる |
線路に水をスプレーしており、水蒸気の煙のようだ |