中央線12両化のため、変電所の強化等 き電系統も手が入れられている。拝島SSー立川SS間は約10㎞。その中間部にタイポストが設けれた。
建設段階の「TP」の文字を頼りにこの場所にタイポストが設けられるであろうと予想していたが、案の定 「中神タイポスト」が設備された。通常タイポストは山岳路線部に設けられるのが常であるが、平坦な青梅線の中神にタイポストが設けられるとは…
2020年6月記事 まだこの時は半信半疑だった
2020年11月記事 タイポストが置かれることに確信が持てた。
その後、新しい架線柱が建植され、き電線の引込部分が完成
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新しい鋼管架線柱が建植 まだき電線の分岐は無い |
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引込き電線部分も変化無し |
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断路器盤も変化無し |
その後
2021年5月
引込用き電線が、拝島SSー立川SS間のき電線に繋がる。
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引込き電線が繋がる |
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断路器に繋がる上下き電線引き込み部 |
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タイポスト引込 架線柱 右にタイポスト 踏切より俯瞰 |
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別角度 引込部の端子板が見える |
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相模湖タイポストの同様な構成部分(但し断路器がむき出し) |
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この部分から断路器盤に引き込まれる 架線柱下部には引込用のクリートが装着、このクリートも特殊形状 |
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断路器盤に軽量プラスチックトラフが繋ぎこまれる |
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上下線断路器この部分からさらに建屋内の両方向性直流高速度遮断器に繋がる |
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軽量プラスチックトラフとコルゲートチューブ |
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軽量プラスチックトラフは一部完成 断路器盤に繋がる部分の架台が未完成 |
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ケーブルは、今までのJRタイポストだと4条一括でつなぎこまれるが ここに置いてあるケーブルは1条一括でつなぎこまれるようだ JRは冒険をしない。4条一括であった。 |
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他社で使われている1条一括ケーブルCVT500㎟ |
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タイポストが稼働していない現在のき電系統
青梅短絡線は、中央線下り線き電で短絡線途中のエアーセクションまでき電されている。 中神タイポストを投入すると立川駅構内青梅線上下線は、上下一括き電状態になりTC型エアーセクションが不要となる。 立川駅構内の青梅短絡線のき電の選択き電断路器がどのように切り替わるか、TC型エアーセクションの動向も今後注視する必要がある。 |
参考資料
立川駅配線図部分 出典(「配線略図.net」「https://www.haisenryakuzu.net/」)