海峡線・新幹線 鶴岡SDS
青森方の大平SDSは以前記事にした。
951. JR北海道 大平SDS(ATき電25kV) SDS=Section Disconnecting Switch
これと同じ構成のSDSが鶴岡SDSの名前で北海道側にある。
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右上が下り線用 その下が上り線用 どちらもGoogle Street Viewでは見られない Google My Mapよりの切り取り画像 |
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大平SSPの左に区分断路器があるが名前が無い |
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北海道側は鶴岡SDSとして設備名が出てくる。この図は道南いさりび鉄道、函館本線までのき電区分が書かれている。道南いさりび鉄道と函館本線の区分はデッドセクションで五稜郭変電所が き電を担当している。木古内SPは25㎸/20㎸の異電圧デッドセクションがある。 この図では、道南いさりび鉄道との五稜郭変電所の区分はエアーセクションであるが、実際はデッドセクションであった。
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工事誌を読むと青森方SDSは大平SSPがあるのでSDSは当初は省略する予定だったようだ。結局SDSは青森方、北海道方両方に設備されることになった。
951. JR北海道 大平SDS(ATき電25kV) SDS=Section Disconnecting Switch |
青函トンネル 進入 |
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新幹線 木古内駅から道南いさりび鉄道 木古内駅の連絡通路より 貨物退避線 |
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AF 交流25㎸ ここはEH800の世界
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新幹線分岐に続く線路
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下り方鶴岡SDS エアーセクション間を区分 奥 左に伸びるのは上りAFき電線 木古内方TFがトロリ線に繋がる(エアーセクション木古内方) 右からは、新幹線本線の下りAFから分岐したき電線とエアーセクション青森方TFき電線 奥のき電線は新幹線本線の上りAFから分岐したき電線
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TFき電線が青森方トロリ線に繋がる(エアーセクション間青森方) |
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負荷断路器は2基一括操作 左 負荷断路器はTF用 直ぐに木古内方トロリ線に繋がる 右 負荷断路器はAF用 左に伸びるのはAFき電線 右に伸びるのは上段AFき電線 下段TFき電線青森方 |
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下り鶴岡SDS全景 |
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下り 3条軌道の新幹線から在来線が下りてくるアプローチ線 |
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下り新幹線本線AFから分岐する在来線AFき電線
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黄緑 新幹線本線下りAFから分岐する在来線用AF 赤 新幹線本線上りAFから分岐する在来線用AF
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新幹線本線下りAFから分岐する在来線用AF
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上り鶴岡SDS全景
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奥 青森方 手前 木古内方
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負荷断路器は2基一括操作 左 負荷断路器はAF用 右 負荷断路器はTF用 左に伸びるのは上段AFき電線 下段TFき電線 青森方 右に伸びるのは上段AFき電線 下段TFき電線 木古内方
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鶴岡SDS上下から分岐したAFき電線はここで1本化されて木古内き電区分所まで伸びる 在来線は、上下同一き電となっている 左 木古内き電区分所 右 鶴岡SDS |
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鶴岡SDS SDS=Section Disconnecting Switch |
参考資料
津軽海峡線工事誌:電気;日本鉄道建設公団関東支社編