東仙台変電所が落ちた後の遅延・運休区間 仙石線は直流き電なので一時運転停止となったがその後動き出した |
tbc東北放送から引用 時系列
配信
JR東日本によりますと、設備点検のため運転を見合わせていた東北本線の槻木ー松島(上下)、常磐線の仙台ー亘理(上下)、仙山線の仙台ー北仙台(上下)は午前0時38分、運転を再開しました。
配信
JR東日本によりますと、信号機の電源が停電したため設備点検を行っている影響で、東北本線の槻木ー松島(上下)、常磐線の仙台ー亘理(上下)、仙山線の仙台ー北仙台(上下)で運転を見合わせています。 JR東日本は原因を調査中としていて、運転再開の見込みは立っていません。
7/12(水) 23:36
JR東日本によりますと、仙台市宮城野区原町6丁目にある、線路近くの変電所の点検の影響で、東北本線の白石ー小牛田と仙山線の仙台ー愛子のいずれも上下で運転を見合わせています。運転再開の見込みは立っていません。
河北新報より引用
12日午後10時40分ごろ、仙台市宮城野区原町6丁目にあるJR東日本の東仙台変電所で火災が発生した。JR東によると、火災の影響で、東北線は白石―小牛田間、仙山線は仙台―愛子間のそれぞれ上下線で運転を見合わせている。仙石線も一時運転を見合わせたが、再開した。
東仙台変電所は、多数の線区にき電を行っている。現在始発から平常運転しているのでき電用設備の火災ではない。
東北本線 白石駅ー子牛田間駅には
白石駅ー白石補助き電区分所ー北白川変電所(高配無し)ー岩沼き電区分所ー長町補助き電区分所ー東仙台変電所(高配有り)ー塩釜き電区分所ー鹿島台変電所(高配有り)ー小牛田駅
がある。
変則的な運休区間なので特徴的なのは高配変圧器(信号電源等に)の変電所配置にあると思う。本来はき電区分所で区分するので、東仙台変電所が落ちた場合 岩沼き電区分所、塩釜き電区分所でき電区分するはずである。
仙山線 愛子駅ー仙台駅間には、変電所・き電設備はない。但し愛子折り返しの区分開閉器がある。(仙台-愛子折り返し用・今回はこの区間が運休)
JR東日本 愛子補助き電区分所 DS=Disconnecting switches 遮断器VCB設置
常磐線 仙台駅ー亘理駅 亘理変電所(高配有り)ー岩沼き電区分所ー長町補助き電区分所
637. JR東日本 亘理変電所 常磐線 (BTき電) 常磐線最後の変電所
空港アクセス線は、停電時終電だったので除外。
仙台空港駅-名取駅間はデッドセクションがあり相互の延長き電は行っていない。
高配設備がない場合、線条変圧器から信号用電源を採るか、東北電力等の外部電源を採る場合がある。
tbc東北放送の情報だと信号系統の電源が燃えたとのことなので高配系がやられたとみて良いだろう。本体のスコット結線変圧器が燃えたなら復旧に時間が掛かる。しかし高配系ならば延長き電で回復は速い。
追記
以下仙台放送から引用
左下 作業員が群がっているのは高配設備 やはり高配系のトラブル |
以下ミヤギテレビから引用 7/13/13:00
RSTの表記が見える6.6㎸設備なので高配系でした。 |