西浦和変電所の記事を書く際に悩んだことがあった
1340. JR東日本 西浦和変電所 受電設備更新 特高ケーブル交換のついでに
1362. JR東日本 西浦和変電所 遅々として進まない受電設備更新
それは受電盤の表示灯の件である。
今回 高尾、日野変電所の受電盤(C-GIS)表示を見て謎が判明したので記事にする
ある時受電2号盤に張り紙が表示された
表示灯は無反応 |
張り紙が外れて受電加圧が1,2号とも加圧状態になっている 武蔵浦和のY分岐では2号線の工事は終わってない! このC-GIS盤では1,2号2回線受電を所内母線1回線に切り替える操作を行う |
1号 加圧 VCB ON(赤) |
2号 加圧 VCB OFF(緑) |
旧2号線のケーブルヘッドから電線が外されている |
ラインポスト、ケーブルヘッド間の電線が無い なのに2号線のC-GIS盤は加圧表示 |
1号線はケーブルヘッドからの線は外されていない |
つまり、工事遅延で2号線全体の取替が遅れため、旧2号線のケーブルを新設された受電盤から伸びてきた新ケーブルと接続して西浦和変電所の冗長性を確保した。そのため受電盤の2号が加圧状態になっている。現在 西浦和変電所は新設されたケーブルで1号線から受電され運転されている。
旧2号線は切り離されたのでケーブルヘッドから電線を外した。それではなぜ旧1号線のケーブルヘッドから電線が外されてないのだろうか? 単なる時間の問題?
屋外のCVTケーブル引込部 |
旧1,2号ともケーブルヘッドに繋がるCVTケーブルが切断されている とりあえず旧2号ケーブルで西浦和変電所接続ピットから武蔵浦和Y分岐まで運用だと判断 |
謎の解明には高尾、日野変電所のC-GIS盤の表示解析が役にたった。