原因は積雪による倒木で地絡発生。倒木を取り除き架線損傷が無いことを確認の上運転再開
NHK Web ニュースから引用
以下引用
JR東日本によりますと29日夜午後10時35分ごろ、秋田新幹線が同じ線路を利用する田沢湖線の刺巻駅と奥羽本線の神宮寺駅の間で停電が発生しました。
引用終わり
停電範囲 |
この間の大きなき電変電設備は
田沢湖変電所
914. 東北巡検その九 JR東日本 田沢湖変電所(ATき電)
大曲き電区分所
911. 東北巡検その六 JR東日本 大曲き電区分所(ATき電)
が該当
NHK Web ニュースから引用
以下引用
この影響で、東京駅から秋田駅に向かっていた「こまち43号」が秋田県の角館駅と大曲駅の間で運転できなくなり、在来線の鶯野駅のホームに止まりました。
列車の車内では電気や暖房が使えない状況になり、JRはおよそ260人の乗客をタクシーで大曲駅などに運び、その後、別の列車で秋田駅方面などに向かってもらったということです。
また後続の「こまち45号」は田沢湖駅のホームに止まり、停電の影響はなかったため車内の電気や暖房は使うことができ、およそ230人の乗客は車内にとどまってもらっています。
JRによりますと在来線の下りの回送列車のパンタグラフが何かにぶつかったことで停電が発生したとみられるということです。
引用終わり
この記事から推定すると秋田変電所ー大曲駅間はき電可能。田沢湖駅で停電の影響がなかったとすると田沢湖変電所の田沢湖方は、き電できている。または新しくできた盛岡変電所からのき電(定位ではない)で停電になっていないことが判る。この場合田沢湖変電所の盛岡方までは盛岡変電所のき電が行われている。
在来線の下りの回送列車のパンタグラフが何かにぶつかったこと
から角館駅ー大曲駅間の架線に損傷が考えられる。(この区間は単線)
在来線の奥羽本線が生きていることが記事から推察されるので
この図の二番目通常時の形態で田沢湖変電所が落ちたことを考えればよい 在来線の奥羽本線は院内変電所と秋田変電所の突合せが大曲き電区分所でできる 田沢湖変電所が落ちていると秋田からの新幹線は大曲駅に進行できない |
秋田への行き方は、山形新幹線で新庄まで新庄から院内まではバス、院内ー秋田間は在来線を使えばたどり着けるだろうがJR東日本としては秋田ー盛岡間を運休させて事故箇所を回復させる方策を取るのが最良の策となる。