発煙事故から約1年6ヶ月経過
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東急電鉄 日吉駅構内 発煙事故 考察 帰線電流(電位)差 記事修正(元住吉駅目黒線帰線部修正)
仮配線だったクロスボンドの配線がインピーダンスボンド中性点の上に新しくL字銅板を立てて恒久的なケーブルでクロスボンドされていたが、それが外されている。
日吉駅 東横線下り方 クロスボンドのケーブルがつながっていたL字端子板 |
日吉駅 新横浜線上り方 クロスボンドのケーブルがつながっていたL字端子板 |
日吉駅 東横線 上り方 クロスボンドのケーブルがつながっていたL字端子板
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上記画像を上からみたところ 右下にインピーダンスボンド |
緑丸のインピーダンスボンド中性点のL字接点には、何もつながっていない 赤丸の部分に接続されていたと思われるケーブルがコルゲートチューブに収容されている |
2023年6月時点のインピーダンスボンドのクロスボンド仮設配線 これが今回全部外されている。 |
2023年6月時点のクロスケーブルがインピーダンスボンド中性点につながる画像 |
2023年6月時点のクロスケーブルがインピーダンスボンド中性点につながる画像 |
2025年 赤丸がレール絶縁部 左方向にケーブルが伸びている |
2023年6月時点のレール絶縁箇所 監視カメラが付いている |
2025年1月時点 どうやらインピーダンスボンドを設置したようだ 赤丸部分 究極の選択! |
拡大 インピーダンスボンド中性点のボルト頭部と線条につながるケーブルが見える |
2023年には無かった。 |
インピーダンスボンドを設置したため、クロスボンドが必要なくなったようだ。クロスボンドでは信号回路に悪影響を及ぼす場合があったのか?またはクロスボンドを行なうことによって帰線電流が分流してインピーダンスボンドの温度上昇をきたしたのか?
クロスボンドより費用が掛かるがインピーダンスボンドを設置すれば完璧に帰線電流は絶縁箇所両端に流れる。すなわち電位差は無くなる。ケーブルの場合長さにより抵抗として機能するため断面積を増やすかケーブル条数を増やす必要があるがインピーダンスボンド場合2,000Aは流すことができる。500㎟のCVケーブルの場合 約2条必要となる。
2023年6月時点のインピーダンスボンドのクロスボンド仮設配線 これが今回全部外されている。 |
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インピーダンスボンドになりクロスボンドは廃止 |
参考資料
配線図については以下の資料を引用
出典(「配線略図.net」・アドレス「https://www.haisenryakuzu.net/」)