埼京線が開通する以前、大宮変電所から蕨交流変電所間に途中 浦和変電所T分岐(地中パイプケーブル引き込み)、武蔵野線 西浦和変電所を経由して66㎸2回線の架空送電線が通っていた。三市連合(与野市、浦和市、戸田市)は、この送電線が市街地化区域を通過するため埼京線沿いにトラフ経由で敷設し直す要望をだしており、国鉄としても東北新幹線早期開通を目指すために埼京線建設時にトラフ収容送電線66㎸2回線敷設を盛り込んだ。
埼京線開通が1985年、その当時まだ架空送電線が通っていたが今は面影もない。
埼京線開通前の架空送電線径路「この地図は、時系列地形図閲覧ソフト「今昔マップ3」((C)谷 謙二)により作成したものです。」 |
西浦和変電所への分岐部が1985年当時のまま 配電所ができた時に一部CVTケーブルを更新 接続は簡単なゴムブロック式接続部(RBJ)を使用 |
高架下にあるプレハブYジョイント部 更新された形跡が無い |
分岐側 南与野変電所と西浦和変電所に分岐 |
表示は国鉄 東給電 地中電線路 高電圧 1985のまま |
分岐されたCVTケーブル 4管路が埼京線線路脇のトラフに引き込まれる |
武蔵野線 デルタ線トラフに埼京線トラフから再び引き下ろされる西浦和変電所への66㎸2回線CVTケーブル この後デルタ線脇を経由して西浦和変電所に引き込まれる。この部分のケーブルは交換されていない。 4. JR東日本 武蔵浦和66kV Y字分岐 2013年記事 |
武蔵浦和配電所への引き込み 新しいCVTケーブル 南与野変電所のGIS室のように2回線が引き込まれている。 埼京線ができた当時は、大きな設備が必要であったが、今は C-GIS化されており、小型省スペース化されている。 |
147. JR東日本 武蔵浦和配電所(番外) 2014年記事
この西浦和変電所への分岐をどのようにするか見ものである。RBJのYジョイント型製品も販売されているので、その利用を現存の場所でするか?