新白山変電所 北陸新幹線
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新白山変電所 Google Street Viewの画像 金沢止まり
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新白山変電所 Google Earth Proの画像 敦賀まで開通
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Google Street ViewとGoogle Earth
Proの上空画像が違うとは思わなかった。同一の素材から加工してStreet ViewとEarth
Proで使っていると今までは思っていたが違った。
新白山変電所 Google Street
Viewの画像 金沢止まりは、上空画像から推測するとスコット結線変圧器の片座運用でATも2台しかない。また末端なので変電所直下の切替開閉器室も上下線で設備されてない。
白山総合車両基地への入出庫線が単線(上り線のみ)で基地内単相同一き電と本線のき電を切替える切替開閉器室が1設備(常用・予備)だけであることが判る。
敦賀まで開業時(約10年後)には、変電所直下の切替開閉器室が2設備、白山総合車両センターへの入出庫線が複線になったため、こちらも切替開閉器室が2設備となっている。
アプローチ:松任駅もしくは西松任駅
受電:北金沢変電所⇔新小松変電所間 新小松線154kV 2回線受電
白山総合車両基地変電所も同一送電線から引き込み
機器構成:新黒部変電所のRPC部を除いた構成と同じ(154kV)2回線受電
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陸電 新小松線 154kV 2回線 T分岐鉄塔 新白山変電所 供給ケーブルヘッド 白山総合車両基地変電所と共用
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新白山変電所 供給ケーブルヘッド 白山総合車両基地変電所と共用 避雷器は1基で共用
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引き下ろしケーブル 154kV CVT 2回線
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ケーブル銘板 |
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引き下ろし部から周辺道路を通り新白山変電所まで地中送電線 人孔
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陸電マーク付き人孔 |
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154kV受電部 2回線 新黒部変電所か架空送電線からの受電だったがこちらは地中送電線によるケーブル受電 右 避雷器(アレスタ)、ケーブルヘッド、VT(コンデンサ形電圧計)
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遮断器(角が出ている装置・GCB)、
遮断器の後は、CVT(コンデンサ形電圧計)とCT(変流器・電流計)でMOFを形成
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避雷器を経てスコット結線(一次側154kV・二次側60kV)
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スコット結線変圧器 三菱製
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スコット結線変圧器 一次154kV 二次 60kV 中性点は出てない
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右からGPT(EVT)とその奥逆スコット結線変圧器(OT・所内変圧器)、き電母線
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左にGPT(EVT)、奥にOT1と書かれている所内変圧器(逆スコット結線変圧器)
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き電母線に繋がる手前にCT(変流器・電流計)がM座(F,T)T座(F,T)で4台 これも新黒部変電所と同じ
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別角度 CT(変流器・電流計)がM座(F,T)T座(F,T)で4台が良く見える
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き電母線 受電回線切替部 母線はM座(F,T)T座(F,T)で4回線
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別角度 き電母線 受電回線切替部 母線はM座(F,T)T座(F,T)で4回線
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き電用遮断器室(VCBが収容) ここまでが60kV仕様
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AT1とAT3の形状が微妙に違う AT1とAT2が最初に設備され、敦賀方面延長時にAT3,4が設備されている
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AT1とAT4の間の四角い箱はGP装置 地絡が発生した場合 線条側の電位が急激に上昇してしまうのを放電ギャップで放電させて接地して阻止する。
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左の建屋は切替用開閉器室 切替開閉器が常用・予備を含めて2基収容されている
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切替用開閉器室 番号が奇数なので下り方の切替開閉器が収容されている
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切替用開閉器室前の断路器を良く見ると奥側の切替開閉器が使用されている
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この画像の部分で上り方12(東京方),14(敦賀方)
ATき電線と12(東京方),14(敦賀方)トロリ線き電線と中セクションSN2が引き出されている。また同様に上り方11(東京方),13(敦賀方)
ATき電線と11(東京方),13(敦賀方)トロリ線き電線と中セクションSN12が引き出されている。
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新白山変電所のき電線引出部 表示が逆さまで見えない
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左から東京方上りと敦賀方上り SN2(中セクション)
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拡大 東京方12 F=ATき電線 T=トロリ線接続 SN2=中セクション接続
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拡大 敦賀方上り14 F=ATき電線 T=トロリ線接続 N=中性線
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敦賀方下り13 SN1=中セクション接続 F=ATき電線 T=トロリ線接続
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東京方下り11 F=ATき電線 T=トロリ線接続 N=中性線
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新白山変電所からのき電線(ATき電線とT トロリ線用)が敦賀方に伸びる。 中セクションは敦賀方にある 最終目的地は大阪と表示
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ここまでの機器構成は、新黒部変電所のRPC設備抜きの構成とまったく同じ(新黒部変電所も154kV受電)
さてこの新白山変電所 近傍にある白山総合車両基地変電所の一部機能が片隅に置かれている。
この部分 記載内容は、白山総合車両基地変電所と一部重複
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赤丸で囲んだ部分 基地 入出庫線(複線)部の切替開閉器が設備されている
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基地内は、渡り線が多数存在するため単一電源(不等辺スコット結線変圧器)からのき電を行なっている。そのため本線電源と位相差が発生する場合があり変電所直下及びき電区分所に設備されている中セクションの切替開閉器を設備して本線電源と区分している。場合によっては基地全体を本線電源(上下線どちらか)に切替えてき電も可能な設備構成になっている。
本線き電は基本的には上下タイき電なので、本線上の渡り線には交流同相セクションインシュレーターが設備されている。
新白山変電所との関りは、一端引き上げられた東京方トロリ線接続部(上下)から再び基地き電用として引き下げられているき電線がある。
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位置的には東京方下りTとなる (き電線11)
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拡大 東京方下りTからT分岐
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東京方上りTからT分岐(き電線12)
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引き下げられて新白山変電所内の基地き電用切替開閉器室に向かう 上下東京方Tき電線
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