東芝府中事業所 再訪
JR東日本との連絡線がどうなっているか気になったので訪問(社外)からの遠望
EH500-901が戻されている。工場内外とも交直両用架線で25kV対応碍子での絶縁沿面距離が設計されている。一部軌道は3条化されているが、使われた形跡は無い。以前の探索は雪の降った後なので3条軌道があるのがわからなかった。
デッドセクションが外周の試験線路に設備されていたが撤去された。武蔵野線沿いの線路に4箇所のデッドセクションがある。それぞれのセクション間は、交流、直流、無加圧、接地の切替が工場変電所の両切断路器で行われる。断路器のある場所には直流1,500Vのき電線と交流20,000~25,000Vのき電線が延びている。EH-800は、東芝府中で落成しているので
き電線も25,000V加圧できるのだろう。
事業所内のJRとの連絡線は、トロリ線が無い無電化であった。デッドセクションがあったので事業所内とJR間にデッドセクションがあると思ったが残念ながら無かった。
赤丸内が連絡線だが、架線はない。奥が授受線になる、右 武蔵野線の側線 左 東芝構内線 デッドセクション4か所 |
連絡線 レールに絶縁部が見られる 手前 武蔵野線の側線 奥 授受線 |
拡大 |
授受線に入るには、脱線ポイントを通過する必要がある |
脱線ポイント 表示標識 |
架線は、張られていない 手前 武蔵野線は、DC1500V対応 奥 東芝構内線 AC25000V対応絶縁 |
武蔵野線 船橋方にWクロスポイントで側線がつながる。 その左隣 授受線 |
東芝構内線に留置されている車両 103系VVVF試験車とクモニ83006 |
里帰り |
EH500-901 量産先行試作車 |
デッドセクション 3連発 |
4つ目のデッドセクション |
デッドセクション間は、個別にき電できるような構造 |
しかしよく観察すると架線が二重に張られている 手前架線のき電吊架線がつながる 別系統 |
奥の架線のき電吊架線がつながる 別系統 |
拡大 |
手前 デットセクションの奥に架線 この架線を辿ると… |
別のデットセクションにつながる さきほどのデッドセクションは手前架線となる |
デッドセクションが互い違いに張られている 理由は、このデッドセクション2組での運用でもし、デッドセクションで停止した場合 片方のトロリ線に加圧して脱出できるようになっている |
工場構内線を加圧する断路器(接地対応形) |
工場構内加圧線が工場変電所へ伸びる |
工場変電所 き電区分断路器 AC高圧のケーブルヘッドが見える |
露出失敗 左DC1500V 立ち上げけーブルヘッド 真ん中AC高圧ケーブルヘッド |
露出失敗 AC20~25kV 加圧ケーブルヘッド |