多摩川変電所
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アプローチ:羽田空港 国際線ターミナル 空港外に出る経路が限定される
電力貯蔵装置が設備されている。
電力貯蔵装置の位置は、事前のシミュレート及び実証試験の結果 品川、多摩川変電所に設置することが決まった。品川は2013年3月、多摩川は2014年3月
電力貯蔵装置の設置により、最大17編成が駅間に停車しても、最寄り駅まで移動できる。
変電所容量 2000kW |
変電所 建屋 非常用発電機が設備されている 小型のシリコン整流器が2台設備 |
変電所建屋 変電所銘板が見える |
多摩川変電所 |
き電線は、左橋脚のダクトに収納 |
き電線が収納されているダクト |
電力貯蔵装置 |
電力貯蔵装置の蓄電池部分 |
拡大するとキュービクル型蓄電池と書かれている ニッケル水素電池が収納 |
変電所直下のエアーセクション |
電車線へき電線が繋がる |
電力貯蔵装置
主役割
停電で変電所が落ちた場合、駅間に停車した電車を最寄り駅まで移動させる。
その他役割
回生電力吸収
東京モノレールでの回路構成 文献より引用 |
電力貯蔵装置の蓄電池部分 品川は、屋内であったが多摩川は屋外にある。 |
文献より引用 変換機(インバーター・コンバーター)等の装置は付いていない。 単純な構成 直流高速度遮断器は、正極、負極に設備されており、負極の遮断器は、電池がき電システムから遮断されても電気を供給する能力を持っているため短絡事故を防ぐため設けている。 直流(DC)リアクトルは、短絡時の電流突進率を抑えることを目的とする。 |
東京モノレールの変電所についてはWebで文献が拾える
羽田線 モノレール電力設備 pdf注意 服部昭治ら:日立評論 1965,Vol.47,No.4,pp.123-129
東京モノレールの電気設備 pdf 注意 関口孝浩:電気設備学会誌;2015,Vol.35,No.8 ,pp572-575
寺田誠二ら;大容量ニッケル水素電池を用いたき電線直結式鉄道システム用地上蓄電設備
:JREA,2015,Vol.58,No.9,pp.39811-39814
関口孝浩;鉄道電力供給における蓄電装置の応用(16)―応用例(Ⅸ)ニッケル水素電池―
:鉄道と電気技術,2015,Vol.26,No.1,pp.68-71