奥沢変電所
4線に供給する重要変電所
この小さな変電所が4路線にき電を行なっている。 東横線・目黒線・大井町線・多摩川線
多摩川線は、目黒線から分岐き電(多摩川開閉所経由) 大井町線は自由ヶ丘駅T分岐で東横線沿いにき電線が奥沢変電所まで延びている
受電:22kV 2回線 この周辺の22kV給電変電所はTEPCO駒沢変電所が担当
変成設備:シリコン整流器4,500kW×2 多分
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奥沢変電所建屋 1F 受電と整流用変圧器、シリコン整流器が収容 B1Fにき電母線と各路線への直流高速度遮断器、断路器等がキュービクルに収容されている Google Street Vie 2022年 画像 この時期に変電所更新工事があり、奥沢変電所が全停で更新が行われた |
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自由ケ丘駅 大井町線 上下一括き電のき電線からT分岐 き電線黄色カバー部がT分岐部 |
東横線側
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駅舎屋根から引き出される大井町線き電線(黄色カバー部) |
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左 き電線は東横線、 右 き電線が大井町線から引き出されたき電線 奥沢変電所方 |
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東横線 変電所直下のエアーセクション ここからデッドセクション部に入る |
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デッドセクションの最初のエアーセクション 架線が添線で強化されている |
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左 大井町線 き電線 右 東横線
デッドセクションに供給するき電線上下(黄色カーバ-) 東横線のき電線は通過 |
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大井町線のき電線が奥で引き留めれてケーブル化されてダクトに収容 |
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奥電柱 東横線 上下一括き電 奥沢変電所引出口東横線
デッドセクションに供給するき電線上下(黄色カーバ-)は通過この先の電柱で分岐 |
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この架線柱で変電所から引き出されたデッドセクション上下用のき電線が デッドセクションへのき電線に繋がる |
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この架線柱で変電所から引き出されたデッドセクション上下用のき電線が デッドセクションへのき電線に繋がる |
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デッドセクション出口 新丸子方 奥にデッドセクションのエアーセクションが見える 手前側に伸びるのが東横線 新丸子方き電線 上下一括き電用2本 |
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手前側に伸びるのが東横線 新丸子方 き電線 上下一括き電用2本(2本の理由は間に目黒線を挟むため) |
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東横線 帰線が繋がるインピーダンスボンド 端子部はプラスチックカバー |
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中心奥 インピーダンスボンドが収容 表示は「D」 東急では変電所直下の帰線接続インピーダンスボンドは「D」で表示する |
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帰線が繋がる 500㎟×2条×2 |
目黒線側
目黒線側は、住宅地に阻まれかつ地下部に移行するため情報不足。目黒線は奥沢変電所までが上下線別き電で奥沢変電所から日吉までが上下一括き電となる。
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デッドセクション部のエアーセクション開始部 この奥に一列車長を過ぎたあたりでデッドセクション用のエアーセクションがある |
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目黒線側 デッドセクション入口のエアーセクション開始点 奥沢変電所からデッドセクション用のき電線が架線に繋がる |
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よく見るとデッドセクション上下が1本のデッドセクションき電線に繋がる 東横線では上下線別であったが目黒線では1本で上下デッドセクションに供給 |
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デッドセクション部 き電線が1本 右2本のき電線は上下線別き電の目黒線き電線洗足変電所方 |
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右奥の上に奥沢変電所 変電所引込口の架線柱が見える この部分は、デッドセクション部を抜けた位置 |
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架線柱トラス 上部のき電線 左1本はデッドセクション上下用き電線 右 2本は目黒線 上下一括き電のき電線 |
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接地装置Ⅱ型の表示は不動前SS~奥沢SS 途中洗足変電所があるがT接続なのでこの表示 上下線別き電なので2台 |
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奥沢変電所への目黒線き電線引込部
左から上下線別き電が引き込まれて碍子割り入れで新丸子方き電線と分離して引き込まれる 単独1本のき電線はデッドセクション用き電線、 新丸子方目黒線き電線は上下一括き電なのでジャンパ線で繋がっているのが見える |
目黒線デッドセクション部 エアーセクション ここから手前側が上下一括き電の開始点 奥がデッドセクション、一列車長後 上下線別き電となる |
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区分開閉器盤 目黒線が隠れて見えない |
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区分開閉器盤 大井町線(上下一括き電)と東横線(上下一括き電) |
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区分開閉器盤に貼ってあった単結線図を基にき電線の配置と架線への供給を図示化 但し実際は目黒線のデッドセクション部は上下線に分かれておらず上下一括 配線略図.net、https://www.haisenryakuzu.net/から配線略図引用と改変 |
おまけ
レール塗油器 目黒線 カーブで東横線と合流 |
塗油箇所 |
車軸を検知して塗油 |