会津若松変電所 磐越西線
アプローチ:会津若松駅 容易
東北電力66kV 1回線受電
磐越西線 末端の変電所
追記 喜多方ー会津若松間が非電化される計画がある。会津若松変電所は、磐越西線末端に位置し、喜多方ー会津若松、会津若松ー翁島SP間をき電している。喜多方ー会津若松間の電車運転は、日に数本しかなく会津若松変電所としては、三相側(受電)の不平衡状態であるのは、間違いない。
さて非電化の方法だが
1.会津若松変電所を廃止。翁島SPをスルー化、上戸変電所から会津若松までき電。
(これは、実際に会津若松変電所をき電停止してスルー化、翁島SP延長き電で末端の電圧降下がどれくらいか調査できる)これが問題なければそのまま廃止。
2.1.の検討で末端の電圧降下が大きければ
① 上戸変電所の変圧器の容量を増やして交換で対応。
② 会津若松変電所のスコット結線変圧器を撤去。不等辺スコット結線変圧器を会津若松変電所に設置して三相側不平衡を除き、会津若松変電所ー会津若松駅間をき電。
の方策が考えられる。
東北電力 JR若松支線66kV 1回線受電 |
左から 断路器 遮断器 MOF 所内母線 断路器 スコット結線変圧器 |
断路器 遮断器 MOF 所内母線 断路器 左奥 高配変圧器 |
スコット結線変圧器 66kV 降圧 20kV |
断路器を経てNF側はCTを経て直列コンデンサへ |
T座 M座 分離 NFにはCTが咬む |
左М座 真ん中NF 右T座 左にあるのは直列コンデンサと保護装置 |
T座 M座のき電線は、変流器を経て真空遮断器、断路器 途中タイ断路器「開」を経てき電用避雷器 |
真ん中 若松変電所脱落時のタイ断路器常時「開」その後VT(電圧計)、避雷器をへてトロリ線へ |
T座 デッドセクション後の翁島き電区分所 M座はこの部分でトロリ線に繋がる |
奥 会津若松方 M座 手前 翁島SP方 |
踏切より 奥 会津若松変電所 |
車中から奥 翁島SP方 |
構内線部分のエアーセクションによるき電区分 奥 会津若松方 手前 喜多方方面 奥にある断路器でエアーセクション部を区分 |
断路器 上部 会津若松方トロリ線から分岐のき電線 断路器 左側 喜多方方面トロリ線 右側 会津若松駅構内 き電 |
断路器 上部 会津若松方トロリ線から分岐のき電線 断路器 左側 喜多方方面トロリ線 右側 会津若松駅構内 き電 |
エアーセクション 会津若松方にある 会津若松方と喜多方方の両トロリ線に繋がる均圧き電線 |
会津若松駅構内 4線跨用片持式ビームと加圧ビームの混合 |
会津若松駅構内 4線跨用片持式ビームと加圧ビームの混合 駅構内はM座き電で統一 |
SLばんえつ号 入換 田島線出発 |
発車の瞬間 緊張がみなぎる |
入換中 |
喜多方(新津に向かう)SLばんえつ号 |
参考文献
戸石泰司ら;磐越西線 郡山・喜多方間 電化 電車線路設備について
電気鉄道:1967、Vol.21,No.8,pp.2-7