2021年5月2日

1048. 立山黒部アルペンルート 近況 2021(誤記訂正)

 昨年は、緊急事態宣言発出のため直前で恒例の山行(山スキー)をキャンセルしたが、今年は、まん防、緊急事態宣言が発出される前の4月平日に山行計画を実行した。

アルペンルートの混雑も無く、山小屋も密にならず済んだ。

結論から言うとアルペンルートの送電系統は、大きく変更されていない。

扇沢の中電 変電塔が変電所になり容量が増えていたくらい。

以下の情報が判明 北大町変電所は内部で2つの変電所に分かれている。

周辺配電77㎸降圧6.6㎸  配変用変電所5142
扇沢変電所に送る降圧77㎸降圧22㎸ 降圧変電所5031

扇沢にある変電所が扇沢変電所 変電所番号5267 22㎸降圧6.6kV 設備容量 不記載
送出しの北大町変電所 変電所番号5031 77㎸降圧22㎸ 設備容量5MW
北大町変電所から扇沢変電所までの送電線名 
北大町扇沢線 送電線番号57250 設備容量8MW

過去記事

44.  立山黒部アルペンルート大町⇔室堂間の送電系統(一部改定)ブログリンク

785. アルペンルート 温故知新ブログリンク

845. 立山黒部アルペンルート 送電線経路についての一考察ブログリンク

891. 立山黒部アルペンルートの電気設備 全面改訂 電気バス 関電トンネル導入 ブログリンク


中電 北大町変電所から扇沢変電所に向う送電線 変化無し


2019年時点の建設中の状態


完成した 扇沢変電所 国立公園内景観対応

なぜか中部電力株式会社名は、隠蔽されている

国立公園内 国有林使用許可には中部電力の名前

2019年6月30日に完工したようだ


中部電力の表示 なぜ変電所銘板から中部電力表示を隠蔽する?


昔からある人孔 中部電力

扇沢にある受電設備に向かう地中送電ケーブル埋設箇所 舗装が新しくなっている
等間隔で並んでいるのはソーシャルディスタンス用の表示


旧 地中送電ケーブルルート 2019年 ケーブル埋設標は、端に表示
ケーブルルートは一遍掘り返され引き直された模様


埋設標 舗装が新しい

扇沢変電所側(関再電力側)にあるハンドホール
左上から右に等間隔で並んでいるのは、ソーシャルディスタンス用の表示


扇沢乗り場 乗客がいない

電気バス 充電アーム

電気バス 充電アーム

充電用接触子は、銅部分に緑青は見られない 2年経過

扇沢 乗車場 人はまばら

黒部ダム駅 トロリ線は完全撤去

折り返しループ部のき電線は、まだ存在

黒部平変電所に向う、黒部ダム 送電線出発点 変化なし

扇沢方面乗り場 人がいない

黒部ダム ケーブルカー乗り場 人がいない

黒部平変電所への最終受電鉄塔
黒部平変電所から大観峰、室堂への出発鉄塔
変化無し

黒部平変電所から大観峰、室堂への出発鉄塔部分の配線は6.6㎸対応
但し碍子は20㎸対応 変化無し

この鉄塔 大観峰直下 ここから送電線の材質が違うのは数年前と同じ

明らかに送電線の材質が違う 山影に入るので耐張力材質を使っていない?

大観峰 最終受電鉄塔兼開閉塔
室堂方面、トロリーバス雷電変電所方面、大観峰方面の3箇所に分配


気中開閉器は耐塩性の気中開閉器 最大遮断容量400A
ケーブルヘッドはどう見ても20kV対応

おまけ

左下 売店で販売していたアルペンルートのステッカー 書体は同じ 
残り3枚は、本家本物

アルペンルートで売っていたパタゴニア類似構図配色のステッカー
は、みくりが池温泉から送られてきたハガキの場所
室堂バスターミナル付近から撮られたものと思われる
遠近法で立山連峰3000m級が低く表現されている
右の山は、浄土山2831m

途中の「あずさ車中」から見つけた中部電力 送電線のプラスチックカバー








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