2022年2月に現場確認に行ったが4ヵ月経ったので変化があることを期待して見に行った。仮称羽沢変電所は、新羽沢変電所になったようだ。トンネル名称は羽沢変電所Tのまま
1200. 神奈川東部方面線(相鉄・JR直通線)相鉄 新羽沢変電所 2022/2の現状
  1194. 神奈川東部方面線(相鉄・JR直通線)相鉄(仮称)羽沢変電所 2021/9の現状
  953. 神奈川東部方面線(相鉄・JR直通線)き電系統
  都市鉄道利便促進事業ホームページ 電気工事関係 相鉄・東急直通線から引用
  この部分のページ過去記載部が見られない。過去掲載は新横浜変電所の内部画像があった。
  
    
      
         
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        この概要図だと「新羽沢変電所」との呼称が使われている。 JR羽沢変電所との区別が必要なので新がついたのだろう
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        ホームページから引用 66㎸2回線受電C-GIS設備 円筒形の機器はMOF 所内は66㎸配線は完了 1F部分に重量がある整流用変圧器とシリコン整流器が置かれる
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新羽沢変電所建屋
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| き電線引出口がある新横浜方 | 
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66㎸2回線受電口がある西谷方 手前の排気塔は非常用発電機の排気口 | 
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帰線がトンネル内に落とし込まれる西谷方 手前の建屋は、信号通信機器室 | 
信号通信機器室
特高受電口
 やはり地下を通っているTEPCO洞道から引き入れ 66㎸×2回線
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| 神洞133号MH(マンホール) 京換32号が洞道の名称 | 
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| 地中ケーブル埋設標が2個 | 
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| 東電地中ケーブル 埋設標 | 
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新羽沢変電所に向かう66㎸ 2回線 地中送電ケーブル
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| 建屋 引き込み口は、現在の赤コーンがある場所 | 
き電関係
 変電所側は変化なし。き電吊架線側は変化あり
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| き電線引出口 | 
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| JRの名称が無い。東急直通のき電線名称 JRのき電線は?どうなる | 
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延長き電用断路器 左が下り専用 右が上り専用
 
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| 色付けした部分にき電ケーブルが繋がる | 
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コンクリトラフと軽量プラスチックトラフを活用 周辺のゴム板はトラック乗り入れのための養生 砂利が30㎝引き詰めてある き電ケーブル自体は余裕見て加工済 | 
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| コンクリトラフと軽量プラスチックトラフの取り合い | 
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| 奥 下り線用軽量プラスチックトラフ 引き出されいるのは、新横浜方下り線き電ケーブル | 
西谷方の上り線用軽量プラスチックトラフは、まだ敷設されていないようだ。
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新横浜方下りき電ケーブルとき電線の接続部 上を跨いでいるのは、西谷方下りき電ケーブル収容軽量プラスチックトラフ | 
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 上部を通過するのは新横浜方下り線き電線。横から出てくるのは、新羽沢変電所からの西谷方下りき電線   き電吊架線に接続されるのだが、現在 き電吊架線はJR羽沢変電所電源で羽沢横浜国大駅構内をき電している。  | 
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別角度 これと同じものが上り線側にも設備される。 | 
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| 新横浜方 電車線はき電吊架線方式 左無加圧新横浜方 右JR羽沢変電所電源加圧中 | 
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き電吊架線及びトロリ線に絶縁碍子割入れ この部分は、東急線側が開通時はトロリ線となる。 左無加圧新横浜方 右JR羽沢変電所電源加圧中
 
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| 新羽沢変電所 新横浜方き電線が引き止められている。 | 
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| 別角度 現在は引き止められている | 
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羽沢トンネル内に架線敷設車が待機
  新横浜方は、剛体架線なので、この部分でき電吊架線と剛体架線のエアーセクションが形成されるはず。新羽沢変電所からの上下新横浜方き電線は剛体架線につながる。  | 
帰線部  | 
| 駅構内のインピーダンスボンド中性点にはまだ帰線がつながっていない 上り線側 | 
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| 駅構内のインピーダンスボンド中性点にはまだ帰線がつながっていない 下り線側 | 
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| 変電所から引き出される帰線上下線分 | 
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| 下り線側は、トンネル内に引き下ろされる | 
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| 別角度 | 
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| トンネル内には信号用の配線ラックはあるが、これを利用して線路際に降ろすのか? | 
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| コルゲートチューブに帰線が収容されてラック上に仮固定されている | 
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| この太いコルゲートチューブ手前2本、奥2本が帰線収容チューブ | 
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| 太いコルゲートチューブには、まだ帰線が通線されていない。 | 
き電系統
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実際は、新羽沢変電所から2回線新横浜方だけではなく、西谷方2回線もつながる(赤の線) JR羽沢変電所き電線も西谷方につながる。 
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   新横浜方開通時、JR羽沢変電所は予備電源として機能させJR羽沢変電所の羽沢横浜国大駅構内へのき電は停止されるのであろう。羽沢横浜国大駅構内は、新羽沢変電所が受け持つのが妥当な運用である。それともエア―セクションをもう一つJR線内に入れてき電分離するのか?ただその運用ではエア―セクションを入れる場所がもうない。(距離がない)
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  西谷トンネル内のエア―セクションは、エアージョイント化されるかエア―セクション間を動力式断路器で繋ぐ可能性もある。新横浜方開業前は、西谷トンネル赤丸部から右、JR線分岐まではJR羽沢変電所 き電であるが、新羽沢変電所のき電線引出部の名称を見ると西谷方は西谷変電所管轄となっている。エア―セクションを入れたらき電区分されてしまう。  | 
参考文献
今岡真二ら;神奈川東部方面線(相鉄・JR直通線)の電気設備(工事)計画について:鉄道と電気技術,Vol.29,No.5,pp.46-53,2018