2026年2月16日

1549. JR東海 十王変電所 東海道本線・中央西線・関西本線・あおなみ線

 十王変電所

 名古屋駅周辺は、中央西線、東海道本線、関西本線が集まる重負荷地域であったが、2ヶ所の き電区分所で電圧低下を抑え込んでいた。しかし列車本数が増えるにつれ き電区分所の電圧降下抑制が追い付かなくなり、名古屋第一き電区分所の門型鉄構を利用、東海道線と中央西線に挟まれた狭隘な場所に変電所を設けることになった。これが十王変電所である。

2つ目のき電区分所は名古屋駅構内にあるが、未取材と言うか近づけない。

き電部

 

旧名古屋第一き電区分所があった場所の門型鉄構を利用

変電所本体は東海道線と中央西線の間の細長い土地に設備されている。
 
アプローチ:名鉄 山王駅 
受電;66kV 2回線 名鉄 ナゴヤ球場変電所と共用?
シリコン整流器:6,000kW×2 
変電所の場所からき電用門型鉄塔まではトラフにき電線が収容されている。

66kV 2回線受電 


受電盤下の表示 89があることから断路器が収容されていることは判る


VCTが収容されている盤 関西電力からの受電


変成設備2台の遮断器と断路器が収容
ここには高配用の変圧器は置かれていない


89は断路器、52は遮断器

シリコン整流器6,000kWと右 整流用変圧器 SR1


直流正極母線断路器が収容のキュービクル

シリコン整流器6,000kWと右 整流用変圧器 SR2


東海道線側 インピーダンスボンドに繋がる帰線

左は直列リアクトル 右がシリコン整流器の負極側  左がインピーダンスボンド側

キュービクル収容の断路器と多分直流高速度遮断器が収容されている。
理由 直流高速度遮断器収容の建屋が無い

33き電線が出ている。その裏の黄色の標識は関西13と読める

ZHは直流高速度遮断器が不全の場合 各路線にき電を行なう共用の母線ZH
中央西線 大曾根下(11)上(12)中央31が不明(この番号はタイき電用)

 東海道線 枇杷島下(13)上(14)
その隣良く見えないが東海道線 笠寺(上)12 (下)11だろう

キュービクルの横幅が有るので
こちら側に直流高速度遮断器 裏側に断路器が設備されていると思われる



こちらが直流断路器と共通Z母線の断路器 笠寺下りの隣は関西本線 八田下りであった



一番左 中央32となっている。表面が中央31

Zの組み合わせが有るのでこちらが断路器盤となる



き電統合盤 直流高速度遮断器とZ母線、及び個別き電線断路器が収容されている


このき電統合盤の横からき電線が立ち上がっている
太い銅板の母線から2系統に分岐
右の断路器は「開」附番33 左の断路器は「閉」の名称は関西13と読める


この部分で向きを変える 片方は名古屋駅方関西13、片方は横の東海道線
横の東海道線には附番33が付いている



上から見ると断路器が「開」のき電線は東海道線側に向かっている
断路器の「閉」関西13のき電線は向きを変えて名古屋駅方に向かっている

断路器の「閉」のき電線は向きを変えて名古屋駅方に向かっている先は
この名古屋駅構内の断路器群の場所に繋がっているようだ




十王変電所からのき電線は、以前き電区分所があった部分までトラフ収容で運ばれている


トラフからき電線が立ち上がり各線区へき電する部分


中央西線 大曾根上(12)下(11) 


中央線側 下り11と上り12に分離。下り11から補助き電線でトロリ線へき電
多分この先の名古屋方にエアーセクションがあるため


中央線上り方 やはり補助き電線が名古屋方に伸びている。
エアーセクションが名古屋方にあるため


東海道線 枇杷島(下)13(上)14と笠寺(上)12 (下)11


旧き電区分所の鉄構を利用
東海道線 枇杷島左方(下)13(上)14と笠寺右方(上)12 (下)11
十王変電所の33き電線は、笠寺方下りに繋がっているようだ(但し断路器は開路)


この構図だと右下にき電線立ち上がりがある


 正面に32と附番された断路器があるが、これは枇杷島14き電線と大曾根12き電線をタイき電する断路器である。32の後ろには枇杷島13き電線と大曾根11番き電線をタイき電する断路器である。

画像の内容を単結線図に書き起こした推測図 十王変電所 正常運転

十王変電所が落ちた場合でタイき電並列き電を行なっている状態 き電区分所として機能

十王変電所の直流高速度遮断器が機能不全で落ちた場合。Z母線から迂回き電


上記 単結線図から名古屋駅構内は枇杷島変電所で全体がき電されている。もし枇杷島変電所が落ちた場合、中央西線、関西本線、東海道本線(名古屋以北)が運行できるように設備されていると思うが、き電区分所とき電設備に近づけないので詳細は不明


























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