1310. JR東日本 蕨交流変電所 2号系154㎸降圧66㎸変圧器搬入終了 その他現状観察
7月に主変2号が搬入されており、それから約5か月経過した。その間 チョクチョク観察していたが12月には運開になったようである。
1138. JR東日本 蕨交流変電所 火災 号外 2021年4月発災
その時点以降のTEPCO鳩ケ谷変電所154㎸電源端の状態
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2021年3月 発災前のJR東日本 蕨交流変電所行き送電端 左が鳩塚線2号 右が鳩塚線1号 ケーブルヘッド奥の断路器は両回線とも断路器は閉路
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2022年9月 発災後のJR東日本 蕨交流変電所行き送電端 左が鳩塚線2号 右が鳩塚線1号 ケーブルヘッド奥の断路器は鳩塚線2号が開路(横棒が見える・2点切) 鳩塚線1号は断路器は閉路
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2023年3月 発災後のJR東日本 蕨交流変電所行き送電端 左が鳩塚線2号 右が鳩塚線1号 ケーブルヘッド奥の断路器は鳩塚線2号が開路(横棒が見える・2点切) 鳩塚線1号は断路器は閉路
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さてTEPCO鳩ケ谷変電所側は現在はどうなっているかは、見に行ってない。Google street
viewも新しく更新されてない。
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燃えた主変2号の撤去は終わってない
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鳩塚線2号の接続部仮設ケーブルが入っているコルゲート管 |
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露出を上げるとトラフ内にはまだ154㎸のケーブルは収容されてない
コルゲート管内に154㎸ケーブルは収容されている この金属箱が接続部となる。多分RBJ(ゴムブロック絶縁型接続箱)による接続 |
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新しい主変2号の土台に人孔が無い 主変2号設置前 旧変電所鉄構基礎台の位置に注目 |
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主変2号設置後 人孔ができている 別角度 後付け?
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東芝エネルギーシステムズ 主変圧器2号 154㎸降圧二次66㎸、 三次側22kVは不明 LTC付かも不明 154㎸受電端側 内部に変圧器本体が収容されている
燃えた主変2号と主変1号が10万KVAなので主変2号も10万KVAなのだろう。 10万kVA=154㎸×√3×約375A=66㎸×√3×約873A 蕨交流変電所から66㎸回線は浦和線2回線 上野-蕨線2回線、赤羽-蕨線1回線が出ている。 更に武蔵境交流変電所と途中戸田開閉所を経由して繋がっている。 |
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154㎸ 保護回路は中性点接地方法で補償リアクトル接地NGLが設備
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主変2号の反対側には中性点接地方法で抵抗接地NGRが設備 |
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今回の主変2号はNGRとNGL両方で保護している
TEPCO鳩ケ谷変電所からのケーブルはCVTに交換されている。ケーブルは静電容量が大きいので今回の主変2号は抵抗接地とリアクトル接地を組み合わせた補償リアクトル法が取られている。
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主変1号の左側にも2個の装置が繋がっているのでNGLとNGRが設備されているのだろう
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CVTケーブル接続部 左上はGPT、右に設置開閉器89P2Eがある
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154㎸ CVTケーブル接続部
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もうCVTケーブル接続部は見えない
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NGLの左に66㎸ケーブル引出口がある 引出部の幅が広いので3次22㎸も一緒に引出か?
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通常の母線からの66㎸1回線引出部 幅が狭い
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66㎸ケーブルは接続されてC-GISの主変2号盤につながる ケーブルは2本しか見えない
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反対側全体像 |
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66㎸ケーブル引出口も蓋がされている。 R、S、Tの記号が見えるので66㎸専用だろう |
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多分この部分が遮断器となっているようだ
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154㎸ 鳩塚線2号はトラフに収容された ここから新しく設置された主変2号に向かっているようだ
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鳩塚線2号接続部 |
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154㎸鳩塚線2号は大きく迂回して燃えた主変2号のケーブル接続点に向かっている なぜ?こんなつなぎ方
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鳩塚線1,2号は正面人孔から構内に引き入れられている。そこから主変2号につなげれば良いのに大きく迂回している。ひょっとして洞道が主変1号、2号の下を通っている?
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鳩塚線2号のトラフはここでピットに収容されている
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人孔内部はボックスカルバートで構築されていてそこに154㎸鳩塚線2号が収容されている
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人孔
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120主変2号ユニット、720ユニット境-蕨2号受電の張り紙が外されている ロック中の板も外されている
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発災後の張り紙 |
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完全に主変2号は復活したようだ。
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主変2号の154㎸引き込み口に張り紙
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まだ完全に制御系は完成していない
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今回の主変2号関係の機材は東芝エネルギーシステムズからの納品
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この部分に接地開閉器、断路器、遮断器、断路器、避雷器、CT、MOF?が集約されている
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