JR東日本 宝積寺変電所の受電変更については過去に多数記事にしている。とうとうTEPCO烏山線から受電するようになった。2025年3月が運開のようだ。
1368. JR東日本 宝積寺変電所 TEPCO受電開始直前と烏山線増強線、喜連川線との接続点 栃那線No.101鉄塔 2024年6月25日記事
昔の宝積寺変電所 |
現在の宝積寺変電所と鉄塔群 |
JR宝積寺線 三一番鉄塔だったが番号変更 一番に変更 外観変わらず |
以前 |
現在 塔高57m同じ |
この分岐鉄塔型から烏山線を分岐すると思ったが、奥に見える栃山線154kV下を通すとなると民家の直上を通すことになるため急遽設計変更を行なった模様←個人の感想です。
JR宝積寺線 三二番 鉄塔だったが番号変更 二番 外観変わらず つまりJR宝積寺線は一,二番で打ち止め 〇番は変更 |
JR東日本66kV東北連絡送電線の宝積寺-蒲須坂線の送電線が最終受電鉄塔と変電所内の鉄構間しか張られてない。この右の鉄塔以降は送電線は撤去されているが鉄塔は残っている |
別角度 栃山線154kV2回線に下に共架されている烏山線66kV2回線が見える。 |
中央C-GIS(ケーブル受電)を経由してポリマ碍子のケーブルヘッドを経て所内母線につながる 左に配電用変圧器 右に整流用変圧器がある |
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以前の受電寸前時の画像 C-GISまでは66kV1回線の電源が来ていた(本来は2回線) |
現在の全体像 |
JR東日本66kV東北連絡送電線時代の鉄塔 |
なにか違和感があると思ったら塗装されている 遺構として残す? |
奥 栃山線154kV 2回線と下に共架されている烏山線66kV2回線が上部を通過 |
さて問題の鉄塔銀座の画像が以下
この狭い領域に少なくとも10基以上がある |
以前の烏山線をJR宝積寺線三一番鉄塔に送っていた鉄塔が分岐鉄塔となる |
以前のJR宝積寺線を繋いでいた鉄塔 三〇番だった |
以前はJR宝積寺線三〇番 |
今の形はこの形 烏山線二六番鉄塔となる 塔高25m 昔の鉄塔に追加して分岐鉄塔としている |
今は 烏山線二六番鉄塔となる 塔高25mは変わらず |
烏山線
③No.猪苗代新幹線468~No.26はこの鉄塔のことを示すのではないかと推定する。 ③UTACIR/EAC610×1,TACAC810810×1 ←送電線の材質
猪苗代新幹線No.468は鬼怒川渡河を終わった時点の鉄塔


筋書
別角度 鉄塔が高密度 |
TACSR/AC810×1の送電線とすると810㎟で直径約38mm 約1,700A流せる とにかく太い |
奥に 烏山線二六番鉄塔が見える |
左 烏山線二六番鉄塔 次が烏山線二五番鉄塔 右 烏山線二四番鉄塔 上部を栃山線154kV2回線が通過するため塔高が低い |
左 烏山線二六番鉄塔 次が烏山線二五番鉄塔 上部を栃山線154kV2回線が通過するため塔高が低い |
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烏山線二四番鉄塔 ここで一端高くなる 昔この下にJR東北連絡線66kV1回線が三分岐(宇都宮・宝積寺・蒲須坂)する鉄塔があった。 |
烏山線二四番で再び高くなるのは以前のJR東北連絡線66kV1回線が通っていたため 右 奥にJR東北連絡線の鉄塔が見える |
今は亡き JR東北連絡線66kV1回線3分岐鉄塔 宇都宮・宝積寺・蒲須坂分岐 烏山線二四番鉄塔は、後ろの森の左隅に建植されている |
国道を渡って烏山線二三番鉄塔 一端下がる 後ろは芳賀線154kV2回線の下を潜る |
国道を渡って烏山線二三番鉄塔 後ろは芳賀線154kV2回線の下を潜る |
猪苗代幹線四六三番鉄塔 烏山線は共架されていない |
猪苗代新幹線四六四番鉄塔で烏山線が共架となる この時点でJR東北連絡線66kV1回線が既に廃止され宝積寺変電所は蒲須坂変電所から受電 そのため迂回ルートを取る必要が無くなった。 番号から考えると烏山線二二番となる |
猪苗代新幹線鉄塔の中間に烏山線烏山線二一番鉄塔 奥 猪苗代新幹線四六四番鉄塔 さらに奥は猪苗代新幹線四六三番 この間に芳賀線154㎸が通過している |
TACSR/AC810㎟導体のため重くなり中間の烏山線二一番鉄塔で支えて鬼怒川渡河のための猪苗代新幹線四六五番鉄塔からUTACE/AC610㎟導体(インバ心超アルミ合金より線)に変更 |
猪苗代新幹線 四六五番鉄塔で再び共架され、奥 鬼怒川を渡河する 右は 栃山線154kV 2回線 |
筋書
栃山線と共架されて送られてきた烏山線は、一端分岐のため分岐二六番鉄塔(元は三〇番鉄塔)を建植。JR宝積寺線を分岐。さらにJR東北連絡線66kV1回線を跨ぐため二四番鉄塔で高度を上げ、国道側で二三番鉄塔で芳賀線154kVを潜り、猪苗代新幹線と一端共架。
TACSR/AC810㎟導体のため重くなり中間の烏山線二一番鉄塔で支えて鬼怒川渡河のための猪苗代新幹線四六五番鉄塔からUTACE/AC610㎟導体(インバ心超アルミ合金より線)に変更。
UTACE/AC610㎟導体(インバ心超アルミ合金より線)は、TACSR/AC810㎟導体(アルミ覆鋼心耐熱アルミ合金より線)と同等の許容電流が流せるため細く強度がある。そのため鬼怒川渡河の長距離鉄塔間の送電線に適している。
東京電力の設備増強計画の内容
烏山線
③No.猪苗代新幹線468~No.26は、この烏山線二六番鉄塔のことを示すのではないかと推定する。
③UTACIR/EAC610×1,TACAC810810×1 ←送電線の材質
猪苗代新幹線No.468は鬼怒川渡河を終わった時点の鉄塔
栃山線154kVから分岐する芳賀線154kV 下を烏山線が通過するため分岐を変更している |
まとめ 鉄塔銀座