北陸新幹線 佐久平-軽井沢間 停電事故 号外 12/9 11:00 Up
この間のき電は、新軽井沢き電区分所⇔新赤沼き電区分所 新坂城変電所担当
新軽井沢き電区分所⇔新大八木き電区分所 新箕郷変電所担当
となるが、
佐久平まで き電可能60Hz、軽井沢まで き電可能50Hzと運行状況がでているので
50,60Hz異周波切替の新軽井沢き電区分所のトラブルと推定できる。(確定)
なお、軽井沢付近の新幹線沿線には新幹線の変電所は無い。一般向きに変電所と言うことにしているが本当は、き電区分所が設備故障。
き電区分所ましてや、異周波切替のき電区分所の一般向け説明が難しいため
新軽井沢き電区分所のパイプ母線でなにやら作業中 NHK報道映像中 0:37位からの映像 北陸新幹線 運転再開も終日影響12月09日 18時40分 NHKニュース動画 リンク切れ注意 |
240. JR東日本 新軽井沢き電区分所(新幹線・ATき電・同軸き電) ブログリンク
周辺の変電所・き電区分所の位置 詳細は以下のブログリンク参照 |
電鉄系変電所・発電所と東電 電鉄接続変電所 グーグルマイマップ リンク一部報道で信号技術センター脇の変圧器とあるが、ここは信濃鉄道の直流変電所 新幹線とは全く関わり合いが無い
追記 12/10 原因が特定されてきている。
変圧器の油漏れ
新軽井沢き電区分所に設備されている変圧器は
単巻変圧器 AT き電用
吸い上げ変圧器 BT き電用
所内変圧器 OT 計装用
電圧測定用 VT
の四種
AT及びBTは、大型変圧器
そのほかに油入りの機器は高調波抑制装置の
CR装置の
コンデンサとリアクトル
が該当する。
追記 12/11 9:30
信毎Webより引用
北陸新幹線停電の原因 変圧器を緊急点検へ JR東日本 Webリンク
以下部分引用
同社新幹線運行本部によると、トラブルがあったのは北佐久郡軽井沢町の変電施設内にある変圧器。絶縁油が漏れた状態で見つかった。23年前から稼働し、耐用年数の30年にはまだ期間があった。変電施設の点検は4カ月に1度で、前回8月に実施した軽井沢の施設の次回点検は今月11日の予定だった。
引用終わり
JR東日本の全新幹線網に設置されている771台の機器点検を行うそうだ
新軽井沢き電区分所には、前にも述べたように変圧器のAT、BT、OT、VTが設備されている。
このうちBTは、異周波数セクションのみに設置されているので台数は少ない。
とするとATかOT・VTになる。
別の記事では、単純に切り離して運行可能としているのでOT・VTが油漏れを起したようだ。
OT・VTならば切り離せば運行は可能となる。
ATを切り離して簡単に運行はできない。またATは重要設備にあたるので、頻繁に点検しているがOT・VTは、それほど重要ではない(必ず予備機がある)。
付近の変電所とき電区分所
237. JR東日本 新箕郷変電所(新幹線・ATき電) ブログリンク
236. JR東日本 新大八木き電区分所(新幹線・ATき電) ブログリンク
軽井沢以北は、残念ながら記事を作成していない。