久里浜線 三戸変電所
アプローチ:三崎口駅 容易
国道134号を潜る形で線路が伸びている
受電:TEPCO三崎線No.鉄塔引き下し 66㎸2回線 C-GIS化
き電:久里浜線末端き電回路は2回路分だが単線のため上下一括き電、き電線は上下分ある。
変成設備 整流用変圧器 4,300kVA×2 シリコン整流器4,000㎾×2
次変電所 野比変電所まで6.5㎞ 一部複線区間あり 京急内で一番変電所間隔がある部分
二番目は、逗子線5.3㎞ 但し逗子線はフライホールポスト
高配設備あり
66㎸2回線引き下し |
高配設備 |
変成設備2組 |
整流用変圧器の容量は、シリコン整流器の1割増しが普通なので シリコン整流器は4,000㎾ 1,500V×2,667A |
き電回路はキュービクル収容 |
変電所から引き下される 高配6.6㎸、負き電線(帰線)、き電線本線(上り方) |
油壷延長部は草に埋もれている |
架線終端標識と車止め標識 中央部 き電線が2条ケーブルで駅側に向かう |
負き電線もトラフ収容で帰線用インピーダンスボンドに向かう |
全体の構成 |
下り側 帰線用インピーダンスボンド 帰線CV500㎟がインピーダンスボンド中性点に繋がる |
上り側 帰線用インピーダンスボンド 帰線CV500㎟がインピーダンスボンド中性点に繋がる |
駅構内のき電線分岐装置部 京急は、構内電線類は極力被覆ケーブルを多用している |
次変電所 野比方 |
き電線2回路分がボンド 2回線で次変電所に向う |
参考資料(順不同)
桐生 政次郎;京急特集 電力・変電設備の概要:鉄道ピクトリアル,Vol.48,No.7臨時増刊,pp.53-57,1998
鈴木 満善;京急の新しい電力指令システム:鉄道と電気技術,Vol.7,No.6,pp.66-70,1996
内山 亮;特集:京浜急行電鉄 電力・変電設備の概要:鉄道ピクトリアル ,Vol67,N0.8臨時増刊,pp55-57,2017