2021年9月2日

1110. 東武鉄道 日光線 栗橋変電所

 栗橋変電所

 
アプローチ:南栗橋駅 容易 
き電:日光線 下今市から引き続いていた上下一括き電の終了点 
受電:TEPCO久喜線No.12分岐 東武栗橋線No.36分岐
変成設備:多分6,000kW×2 多分南栗橋車両管区がある関係上大容量変電所を持つ




変電所 全景

東武栗橋線No.36鉄塔から2回線分岐



変電所内 断路器を経て母線集約 奥の遮断器を経てMOFへ

遮断器を経てMOFへ 別角度

MOFからパイプ母線へ、パイプ母線末端右には避雷器
最初は 高配変圧器に分岐

次にパイプ母線に並列に遮断器を経て変成設備(変圧器、シリコン整流器)×2に繋がる


線路側から見た同部分

負極盤

負極盤
シリコン整流器1台6,000㎾とすると1,500V、4,000A
2台並列運転すると1,500V 8,000AでDC-CTの許容内

インピーダンスボンド中性点に繋がる帰線 上り方

インピーダンスボンド中性点に繋がる帰線 下り方


き電線引き出し部 手前方杉戸SS方 奥新古河SS方

新古河SS方 き電線引き出し部

工場検修線が2回線 構内上下線は杉戸方でき電 上下一括き電から外れるので1F,2F表示
新古河方は上下一括き電なので3Fで統一

杉戸SS方は上下方面別き電となるので表示が1F、2Fとなる

杉戸SS方

杉戸SS方引き出し部 別角度


南栗橋駅構内は、杉戸方き電で統一

工場検修線へのき電線

杉戸方き電線で駅構内は、き電


奥にき電線分岐装置


杉戸SS方 き電分岐装置


新古河方と杉戸方のエーアセクション 上り線側
南栗橋駅の栗橋駅方

右架線柱に杉戸方最終き電線終端 方面別き電
左架線柱に新古河方き電線一部は2分割、一部は引き止まれて、右架線柱に移動
上下一括き電

左 検検修庫に左架線柱から き電線が引き込まれている

新古河方上り線上下一括き電から杉戸方方面別へ切替のエアーセクション
架線柱に電車線区分標

新古河方上り線上下一括き電から杉戸方方面別へ切替のエアーセクション
トラスに電車線区分標

参考資料(順不同)
渡部 洋平;鉄道事業者の電車線路設備:鉄道と電気技術,Vol.32,No.3,pp51-55,2021
関根 利文;東武鉄道の本線電力管理システム:鉄道と電気技術,Vol.22,No.2,pp.17-22,2011
千徳 通利;現場だより 東武鉄道 杉戸電気管理所:鉄道と電気技術,Vol.21,No.7,pp.71-74,2010
東武鉄道(株)電気部電力課;電力設備の概要:鉄道ピクトリアル,Vol.58,No.1(臨増),No.1,pp106-109,2008


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