JR東日本 北与野駅
直流饋電線につながるコンデンサー(隣の新幹線の交流25kVからくる誘導電流を逃している)
これと同じコンデンサーは、JR西日暮里の上野寄りにある「日暮里変電所」から出る、直流饋電線にも設置されている。現在 日暮里変電所は、JR東日本変電技術センターの名称になっている。
第二上野トンネルから出た新幹線の上を、直流饋電線が横切る場所であり、誘導電流を逃している。
田端に変電所があったことは以下の文献で示されている。しかし日暮里変電所は直流変電所なので、この文献に示された田端の変電所はどこにあるのだろうか、新幹線用の新田端変電所はあるが田端変電所はない。過去のWebを調べると田端開閉所があることが判る。現在その場所は倉庫になっており、開閉所の片りんもない。
「施設・電気関連設備の総合運営・管理を目指した東京圏設備指令システム」日立論評Vo1.79 No2.1997-2」
給電設備20ヵ所(小千谷、千手、六日町、岡部、武蔵境、田端、浜松町、小岩)明示されている。給電設備で六日町の開閉所は、閉鎖されている。新小千谷発電所が抜けている。蕨、神田、王子、新宿の各交流変電所が抜けている。変電設備 中央方面47ヵ所、東海道方面48ヵ所、東北方面48ヵ所と書かれている。
北与野駅 新幹線架線
新幹線 与野区分饋電所から架線セクションに向かう25kV AT饋電線類
TはAT饋電線、Fはトロリ線に向かう饋電線、SNは中セクションのトロリ線に繋がる
TのAT饋電線の上には、レールと繋がるAT保護線N(中性線)が配線されている。その上には架空地線が張られている。