中小国き電区分所 周辺の探索
変電き電を標榜する当サイトは、素朴な疑問の解決を行う必要が発生した。連絡線は上下線に分かれて繋がるのだが、その分かれた連絡線(中小国側)は、新幹線側から見たとき、どちらのき電(上下)であるか疑問に思った。
Googleのストリートビューでは判らない。詳細に調査したところ、大平SDSと言う名前の設備があることが判明した。
具体的には、本線分岐から中小国き電区分所までの25kVき電区間は、新幹線上下線のどちらかから き電されている。そのどちらかを選択する設備が大平SDSである。同様な設備は北海道側にも鶴岡SDSとして設備されている。SDSの略はSection Disconnecting Switchであろう。似た名前ではTDSがあるがこちらはTunnel Disconnecting Switchの略である。この中小国き電区分所と大平SDSに関しては、次項で順に述べる。