2021年4月17日

1040. 東武鉄道 鬼怒川線 立石変電所(66kV受電・Zセクション方式)

 立石変電所

 

アプローチ:東武ワールドスクエア駅 容易 
受電 TEPCO 鬼怒川線 66kV 1回線受電 
但しTEPCO側の断路器鉄塔で2回線から選択可能
鬼怒川発電所は周辺の発電所から電力を集め、昇圧して首都圏に送出する役目を持つ
野岩川治変電所と野岩三依変電所は系統事故の際に分離できるよう
系統が違う送電線に繋がっている

給電 東武鬼怒川線 単線 Zセクション方式

変電所 銘板が無い

上部に下滝線154kV 1回線 下部に 鬼怒川線66kV 2回線

66kV2回線から1回線を選択する断路器 普通は、変電所側にある


1回線受電 避雷器、断路器、遮断器、断路器
オレンジキャップMOF

MFOから所内母線 左後方高配変圧器

断路器を経て遮断器 変成設備へ2組

変成設備は同型機が2組 右後ろに圧空コンプレッサー(機器駆動用)

変成設備 整流用変圧器とバスダクトで繋がるシリコン整流器

整流用変圧器 2,200kVA シリコン整流器容量の1割増し

シリコン整流器 2,000kW 1,500V 1,333A
直列リアクトル 4,000kW?

き電線引き出し部

新藤原方と今市方、Zセクション方


各き電線に避雷器(Ar)

新藤原方と今市方、Zセクション方 3き電線(真ん中がセクション用)

線路側


今市方 セクション終了点 奥は今市方き電

変電所部分はセクションき電



新藤原方 セクション終了点 奥は新藤原方き電



Zセクション用キュービクル FST盤

内部結線図
今市、新藤原方から断路器を通じてセクション(真ん中)へ

変電所直下の帰線用インピーダンスボンド

今市までは3条でき電

今市までは3条でき電

参考資料(順不同)
渡部 洋平;鉄道事業者の電車線路設備:鉄道と電気技術,Vol.32,No.3,pp51-55,2021
関根 利文;東武鉄道の本線電力管理システム:鉄道と電気技術,Vol.22,No.2,pp.17-22,2011
千徳 通利;現場だより 東武鉄道 杉戸電気管理所:鉄道と電気技術,Vol.21,No.7,pp.71-74,2010
東武鉄道(株)電気部電力課;電力設備の概要:鉄道ピクトリアル,Vol.58,No.1(臨増),No.1,pp106-109,2008







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