恵み野変電所
2022年1月時点の上空からの画像 旧変電所
しばらくすると最新版に入れ替わる可能性大
アプローチ:恵み野駅
受電:北海道電力 島松支線 66㎸ 2回線受電
き電:JR北海道 千歳線
2020年 建替え終了 旧変電所内に構築 旧変電所は1990年に割り入れし新設
過去の変遷
旧 恵み野変電所画像 66㎸ 1回線受電時
上記画像の同部分の切り取り画像(保存比較用)66㎸ 1回線受電 |
個別画像2022年1月時点のGoogle Street View 上記画像から切り取り保存
旧恵み野SS設備 66㎸ 1回線 |
左 66㎸受電部とスコット結線変圧器、直列コンデンサ部 |
旧恵み野SS設備 力率改善用コンデンサと放電コイル、GIS化された遮断器 |
旧恵み野SS設備 GIS化されたATと遮断器、中心部分の四角い箱はGP装置 |
過去の鷲別変電所・沼ノ端変電所の給電・き電系統図
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鷲別、沼ノ端変電所の系統 現在「快速」エアポートの増発により千歳補助き電区分所がき電区分所に変更、恵庭ATPと北広島き電区分所間に恵み野変電所が割り入れられている。
また恵み野変電所ができたため北広島き電区分所は、北広島ATPになっている。新札幌き電区分所はAT、BTの境界に位置する。恵み野変電所ができる前は、白石変電所からのBTき電を新札幌き電区分所でATにして北広島き電区分所まで給電していた。
恵み野変電所は、割り入れ新設後さらなる快速エアポートの増発のため再度強化されている。66㎸2回線化 室蘭ー沼ノ端間の貨物がDF200が受け持ち、電車は数えるほどしか運行してないことを考えると、将来的にJR北海道は千歳線千歳まで電化を継続、千歳ー室蘭間は非電化化する可能性がある。鷲別、沼ノ端変電所とも開業当時の設備のままであり、そろそろ設備更新の時期となるはず。
新千歳空港の改良工事、空港乗入れ線の複線化を見据えて設備投資をするならば、千歳ー室蘭間は非電化化する可能性が高いと踏んだ。
ここ
66㎸2回線受電部
変電所主要部分
両端のキュービクルがVCT(MOF)部その次がEVT盤、その後の4盤2回線用の遮断器・断路器盤、旧変電所にあった力率改善用のコンデンサ、リアクトル、放電コイルは見当たらない
また 直列コンデンサも見当たらない。建屋内に収容されているのか?それとも最近の車両は力率が1に近づき必要なくなっているのか?
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白石変電所側AT(単巻変圧器) GP装置は個別設置 |
旧恵み野変電所残置機器類
デッドセクション部
下り線方
上り線方 踏切から俯瞰 奥 恵み野駅 赤丸部分 |
変電所裏の下り線側デッドセクション開始点 |
参考資料
漢人幸夫:千歳線.室蘭本線・池ノ端間送変電設備について;1980:電気鉄道,Vol.34,No.10,pp.16-19(池ノ端と資料上に書かれているが沼ノ端の間違いであろう)