高津変電所
受電:22kV 2回線 近傍の22kV配電のTEPCO変電所は多摩川変電所
き電:変成設備 シリコン整流器3,000kW×2 12パルス整流器D種定格
参考資料では常用、予備の2台で運用とあるが別の参考資料では54PFを直接き電線に
つなげるとあるのでこの高津変電所の場合54PF-1,54PF-2が繋がっているので2台運
転と思われる。
かつては3台あったが二子玉川第二変電所が設置されたため1台減らしたもよう
二子玉川第二変電所から1.5㎞ 宮崎台変電所から2.6㎞
田園都市線Tき電、大井町線なんちゃって72D方式き電
変電所内での事故時 断路器が切れなくなる恐れがあるので断路器部を変電所外(キ
ュービクル)に出している。JR東日本でも新潟変電所火災事故以来積極的に分離方式
を設置している。
変電所建屋 |
道路に地中送電線埋設標 |
東電地中ケーブルと記載 |
以前あったシリコン整流器の場所 |
奥には高配の変圧器とOT(所内電源)キュービクル |
高津駅構内のき電線 中心が大井町線の上下一括き電線 両側が田園都市線の上下一括き電線 ジャンパでつないでき電分岐装置でトロリ線へき電 |
両側が田園都市線の上下一括きき電線 Tき電 |
拡大 中心が大井町線の上下一括き電線 後ろ側から変電所のき電線がつながる 3本あるのは中心が上下一括き電 両側がデッドセクションに繋がるD1,D2のき電線 |
この部分で大井町線の下りデッドセクションき電線が分断されている(碍子引留め) |
高架上から引き下ろし |
高架下部からの引き下ろし線は帰線だろう |
手前のキュービクルは高圧6.6kV A,B回線収容 |
奥にき電線用のキュービクルがある(断路器が収容されている) |
左から |
田園都市線と大井町線間の渡り線収容 |
デッドセクションの切替渡り線収容 |
大井町線 デッドセクションのD1,D2が収容 |
全部で7面の盤 |
変電所内からの引出部 これがキュービクルに入る 左 き電線 田園都市線3本一組下り方 田園都市線3本一組上り方 大井町線3本一組 残り2本はデッドセクション用D1,D2 各500㎟ケーブル 右 高配A,B線 二子玉川第二変電所方と宮崎台方 2回線ずつ |
キュービクル内単配線図 |
この配置を読み込むと田園都市線、大井町線ともにTき電を実施中、大井町線のデッドセクションは、始点・終点とも同一き電 つまり二子玉川第二変電所の大井町線と同じ方式をとっている。
高津変電所はTき電 東急電鉄の場合 変電所外に断路器をキュービクルに収容している変電所が多い 変成設備は常用と予備で運転を行なっている。但し複々線の場合両方運転の可能性が高い |