2026年6月30日

1576. 北陸巡検16 あいの風とやま鉄道 呉羽変電所

 呉羽変電所


アプローチ:呉羽駅 
受電: 陸電 富山変電所経由T106専用需要家線66㎸ 1回線
き電:普通の交流変電所 MOF(VCT)が初めて見る形



66KV専用線で受電 猫耳鉄塔


遮断器、避雷器を経て断路器




遮断器の後はMOF(VCT)が初めて見る形


別角度

銘板があった あと青文字は何か?


陸電設置の取引計量器 保有は陸電


所内母線から断路器を経て高配変圧器66㎸降圧6.6㎸

左はスコット結線変圧器 断路器で繋がる 避雷器が無いのが珍しい

力率改善用コンデンサとリアクトル き電母線 M、T座に断路器で繋がる 

石動方直列コンデンサ保護装置 直列コンデンサはこの装置の後ろにある


中心 き電母線 M座、T座 と 所内変圧器OT(T座)
右 魚津方直列コンデンサ保護装置

魚津方はT座のようだ

スコット結線変圧器 二次側 2本のM座と2本のT座引出部


き電母線部 左下に石動方の直列コンデンサが見える


き電母線から断路器を経由してき電用遮断器


き電用遮断器から避雷器を経由

き電電圧測定用VTと最終断路器 右にタイ断路器(開放)


別角度 左から石動方上下とタイ断路器、魚津方上下とタイ断路器





変電所直下のデッドセクション部

拡大 

別角度

2026年6月29日

1575. 北陸巡検15 あいの風とやま鉄道 東富山 動力式断路器 Section Disconnecting Switch

 東富山 動力式断路器 Section Disconnecting Switch

Google My Mapから まだ調査前なのでGoogle street View画像をUpしていた

アプローチ:あいの風とやま鉄道 新富山駅 容易
設備:
 エアーセクション間のトロリ線を動力式断路器で「入、切」操作ができる。補助き電区分所の簡易版 同時に上下線間のタイき電を行なう断路器も設備されているがこちらは常時「切」

構成は 泊と同じ 但し両エアーセクションが離れた場所にある
左が51R下り線断路器 中心がタイ断路器70R 右が52R上り線断路器


エアーセクションが東富山駅方 右 新富山 左 東富山


左 51R 下り線側断路器 緑、青  新富山側タイき電 右 52R上り線側断路器 赤、橙
中心 タイき電断路器70R 東富山側をタイき電
判り難いのは手前赤、中心緑 奥 青碍子橙で奥が2分割されていること

 富山には富山補助き電区分所があるが、ここでき電区分を行なうと、JR貨物機関区、車両センター側の運営が困難になるため、さらに東富山方に限定区分の断路器を置いたと推測。タイき電側は東富山方にあるが、新富山方には富山補助き電区分所がありタイき電できるので問題はない。



線路対向から見た構図
平行に張られた3き電線の内 手前側が碍子割り入れで2分割されている

下り線側 エアーセクション開始点

左 下り線側エアーセクション開始点 右奥 上り線側エアーセクション終了点


右奥 上り線側エアーセクション開始点
東富山 動力式断路器からのき電線が伸びて架線柱に引き留められている

1573. 北陸巡検13 あいの風とやま鉄道の変電き電設備 行脚開始



2026年6月28日

1574. 北陸巡検14 あいの風とやま鉄道 泊 動力式断路器 Section Disconnecting Switch

泊 動力式断路器 Section Disconnecting Switch

Google My Mapから まだ調査前なのでGoogle street View画像をUpしていた

アプローチ:あいの風とやま鉄道 泊駅 容易
設備:
 エアーセクション間のトロリ線を動力式断路器で「入、切」操作ができる。補助き電区分所の簡易版 同時に上下線間のタイき電を行なう断路器も設備されているがこちらは常時「切」

奥に泊 動力式断路器

BTき電区間なのでトロリ線だけの区分 ATき電区間だとこれにATき電線の断路器が入る

両端の断路器が投入、中心のタイき電用断路器が開放
右 下り線用51R 左 上り線用52R 中心タイき電用70R

動力で断路器を操作するのでロッド駆動部が下部にある



動力式断路器 銘板



下から見上げた構図 左が下り線用51R 右が上り線用52R 中心がタイき電用70R

色付きで説明 下り線側51R 緑 富山側 青 泊側 上り線側52R赤 富山側 橙 泊側

 右左 断路器開放で富山側と泊側が限定区分(越中宮崎変電所方と入善き電区分所) 
タイ断路器は、富山側上下線に繋がるので魚津変電所方を入善き電区分所延長き電で、ここで越中宮崎方と限定区分、タイき電断路器投入で末端の電圧降下を抑える運用と推定


上り線側エアーセクション 富山側 
下り線側のエアーセクションは泊駅側にあるのでき電線が引き出されている

富山側 電車線区分用がブラケットに下がっている


泊側 電車線区分は脱色 下り線側はエアーセクションになっていない         下り線側のエアーセクションは泊駅側にあるので泊駅方き電線が引き出されている(手前)
富山駅方の下りき電線が引き込まれている(奥) 右架線柱

下り方き電線を追う


泊駅 直近までき電線が伸びている 左架線柱


下り線側エアーセクション開始点 き電線はまだ伸びる
ブラケットに電車線区分標


エアーセクションの泊駅方でトロリ線にき電線が繋がる


別角度

1573. 北陸巡検13 あいの風とやま鉄道の変電き電設備 行脚開始

2026年6月27日

1573. 北陸巡検13 あいの風とやま鉄道の変電き電設備 行脚開始

  毎年4月と7月にアルペンルート越えを行ない、その帰りに北陸巡検を行なっている。今回のターゲットは「あいの風とやま鉄道の変電き電設備」

以下引用 富士電機パンフレット「あいの風とやま鉄道株式会社 電力管理システム


このパンフレットによると13の変電き電設備がある。

北から

1267. 北陸巡検06 あいの風とやま鉄道 越中宮崎変電所

1574. 北陸巡検14 あいの風とやま鉄道 泊 動力式断路器 Section Disconnecting Switch 公開2026/06/28

1266. 北陸巡検05 あいの風とやま鉄道 入善き電区分所

1265. 北陸巡検04 あいの風とやま鉄道 黒部補助き電区分所

1264. 北陸巡検03 あいの風とやま鉄道 魚津変電所

1263. 北陸巡検02 あいの風とやま鉄道 滑川補助き電区分所 

1262. 北陸巡検01 あいの風とやま鉄道 水橋き電区分所(延長き電中・同位相) 

1575. 北陸巡検15 あいの風とやま鉄道 東富山 動力式断路器 Section Disconnecting Switch 公開2026/06/29

1049. あいの風とやま鉄道 富山補助き電区分所

1576. 北陸巡検16 あいの風とやま鉄道 呉羽変電所 公開2026/06/30

1578. 北陸巡検18 あいの風とやま鉄道 高岡き電区分所  公開2026/07/02

1579. 北陸巡検19 あいの風とやま鉄道 西高岡 動力式断路器 Section Disconnecting Switch 公開2026/07/03

石動変電所

 このうち、呉羽変電所、高岡き電区分所、石動変電所は設備が大きく、Google My Mapに場所の記載をしていたのだが、動力式断路器は完全に見落としていた。

 今回はこの見落としていた3か所の動力式断路器群がどんな構造なのかを消化して残り3つの変電き電設備を廻ってこられるかが勝負である。また詳細な時間計画表を作る

室堂始発の高原バスで最速で富山到着が10:36で計算
途中 魚津駅で下車して話題の地鉄との接続部を見学すると石動変電所はパスするしかない
歩行速度83m/分で計算 各所の調査時間は最大15分、最低5分 黄色は乗り遅れの可能性大
SDS= Section Disconnecting Switch SP=き電区分所 SS=変電所 日没時間を考慮

 更に富士電機のパンフレットにはき電系統図がぼんやりと記載されていた。以下がその内容に分析した結果を貼り付けた物 不明な白枠部分があったが内容が判明した。

あいの風とやま鉄道のき電系統図 パンフレットから引用
あいの風とやま鉄道とIRいしかわ鉄道の金沢SS及びえちごトキめき鉄道の青海SSまでが範囲
連係して運用しているようだ。白枠の部分の説明は下記に書いてある。

 赤は「入」 緑は「切」を示している。青海SSの片側送電の方向もちゃんと表示されている。タイ断路器は全て「切」SPでは突合せ 延長き電は行われていない
 

この図の左の部分の□内のき電区分はBTセクションを断路器で区分運用しているものと判明

上り線側 BTセクションに区分断路器 手動が入っている Google Street View

下り線側 BTセクションに区分断路器 手動が入っている Google Street View


右側の□の部分は明電時報に構成があった。
市振駅下り線ホーム両端にエアーセクションがあり断路器手動で切り替え



この駅ホーム 両端のエアーセクションが活用される場面 左が51D、右が53D
出典(「配線略図.net」「https://www.haisenryakuzu.net/」)から引用改変

 日本海が荒れて高波が下り線方線路及びホームにかかる場合、両端のエアーセクションの断路器51D、53Dを開き下り線を一時的に上り線側に移行して運用するために設けられていると推測する。市振駅はあまりにも海岸線に近づきすぎている。ここから北はトンネル区間が多くなる

市振駅構内  高波用の柵が海側にある Google Street View


51D側

下り線側にエアーセクション

トロリ線から引き出されたき電線の先には
ブラケットも二重絶縁の耐塩仕様 碍子も5個

51Dの断路器 まさしく明電時報の系統図


53D側


下り線側はエアーセクションのようだ

断路器が2基 どちらかが53Dとタイ断路器70D
完全にエアーセクションが下り線側に入っている

B5232Rの断路器があるがこれは越中宮崎変電所の213と214のタイ断路器だろう

越中宮崎SSの市振駅方タイ断路器「開放」これが明電時報のB5232R断路器

これで不明点は解消された。

そして行脚が開始された。「This is the Way」

参考資料


明電時報 Vol.355,No.2,2017,pp.25-27 PDF]新プラットフォームを採用した電鉄用監視制御システム リンク pdf注意

Google Earth Web版でGoogle My Mapの各ポイントが閲覧可能 暫定版 3D化 グリグリ回せる

1584. これは便利 Google Earth Web版でGoogle My Mapの電鉄変電き電設備等の各ポイントが閲覧可能 ストリートビューも即見られる 暫定版 2026年2月時点のデータ

電鉄系変電設備、発電設備、その他   開くと以下の画面が出現 そのうちにメニューに組み込む予定

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