南福岡変電所の古賀方デッドセクション部
南福岡変電所より約2.6㎞地点
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最寄り駅 笹塚駅 上下線のデッドセクションが離れた位置にある
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南福岡変電所は以前は雑餉隈補助き電区分所があった場所の横に建設された。理由は、博多地区での列車負荷が大きく古賀変電所の延長時の電圧降下対策、き電保護等の対策を行なうためである。
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両端にデッドセクションを持つ特殊な形 二日市SS方には、き電区分所がない
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南福岡変電所が無かった場合 古賀変電所が約30㎞のき電延長を行なわなくてはならない。その間には吉塚、博多など大規模駅を抱えている。
また、南福岡変電所は九州一の電車区を抱え入出区も多く行われており、古賀が落ちた場合及び二日市が落ちた場合、電車の入出庫が出来ない状態となるので構内をどちらかの変電所でき電できるような配線が電化当時から行われていた。
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電化当時も補助き電区分所が置かれ古賀SS、二日市SSどちらかでき電を行なえる構成だった
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奥が南福岡変電所 デッドセクションまでの き電線表示を見ると
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JR九州の電略を調べてもチソが無い、ミフは南福岡 変電所としては古賀変電所、 き電区分所としては箱崎き電区分所
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JR九州の電略を調べてもチソが無い、ミフは南福岡 変電所としては古賀変電所、 き電区分所としては箱崎き電区分所
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下り線側 南福岡変電所からのき電線は一端BTを経由して博多方のトロリ線に繋がる
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下り線 博多方面 デッドセクション 左奥に小さく上り線側 異相区分標識が見える
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下り線側 デッドセクション 遠望
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下り線側 初めて見た古賀下り
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上り線 反対側から 奥が博多方
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上り線側 デッドセクション
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上り線側踏切から
南福岡変電所からのき電線は一端BTを経由して博多方のトロリ線に繋がる
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おおもとの変電所
参考資料
能木貞治ら;北九州国鉄交流電化用変電設備:三菱電機Vol.35,No.3,pp.104-102,1961
村山邦男;九州島内の電鉄用電気供給設備強化:Vol.43,No.9,pp.34-38,