鶴見川変圧ポスト
アプローチ:綱島駅 容易 川向こう
特徴:多摩川き電区分所に置けなかった2個分のATが上下線に置かれている。
以前は、き電区分所であったが、浜松町FCのき電範囲を狭める為多摩川き電区分所を設置したさいにATポストに格下げとなった。
GIS設備であり構造的には補助き電区分所の機能も持つ
綱島には東海道新幹線 新横浜・大森変電所に77kV60Hz送電している綱島周波数変換変電所があるが、直接の架線には給電していない。
鶴見川変圧ポストの銘板が無い |
鶴見川変圧ポスト(ATポスト) 全景 真中両側のブッシングは予備回線 こちら側が新しい |
ATポスト(ATP) ATが設置 補助き電区分所との違いは、上下タイき電用の断路器が無い ATき電線とトロリ線接続部に遮断器が無い 限定区分しない
下り線側 右は予備
上り線側 ATき電線F トロリ線き電線Tは直ぐに接続 左は予備
反対側には古い接続設備が残っている。一部予備線として利用
反対側には古い接続設備が残っている。
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狭隘な部分に押し込まれているATブッシング部。 ケーブルヘッドに接続されている |
真中がNF(N)AT中性点 左ブッシングには避雷器が接続 |
AT1 |
新旧ブッシング 左 切り離し断路器がついた避雷器 |
奥 GIS設備 手前使用していない計器用変圧器と断路器 |
後ろ GIS ATき電線接続F 前切り離し設備(断路器・シリコンコンパウンド塗布緑)がついた避雷器 |
奥 GIS操作盤 と所内変圧器OT |
ATが2台構成である。ATPとして運用だが限定区分も行える構造 |
OT所内変圧器 |
避雷器と切り離し用断路器(シリコンコンパウンド塗布・緑) |
新旧 ケーブル接続ブッシング |
手前使用していない旧設備右 手前 ブッシングと断路器で繋がる計器用変圧器 |
新旧ケーブルブッシング |
NF引込 |
上り」NF |
AT2 |
NFに接続されているGP装置 |
参考文献
ATポスト、補助き電区分所回路図
日本鉄道電気技術協会編:変電所一般 き電変電シリーズ
吉田孝登志:東海道新幹線電源増強工事完成
鉄道界;1996,Vol.37,No.1,pp.23-41