新横浜変電所
受電:JR東海 綱島周波数変換変電所からの77kV 60Hz地中3回線 平塚変電所からの77kV 60Hz地中2回線
電車線の標準電圧を25kV 最高30kV最低22.5kVとしている。
き電方式 方面別 東京方面T座、平塚方面M座、多摩川SP、鶴見川ATPを挟んで同相き電T座
裏側が坂になっており丘の上から全景が見える。 |
変電所入り口 |
相変わらずJR東海鉄道旅客株式会社は、テープで隠されている。 |
上り線側トロリ線T接続Tき電線 |
下り線側 区分表示 |
トロリき電線Tが接続 奥の電柱 |
西谷駅先でトロリ線き電線Tがトロリ線に接続 拡大 |
下り線側に多摩川き電区分所で見つけた装置(武蔵小杉駅付近)がTトロリ線き電線に接続 西谷駅付近 同軸き電ケーブル |
県道109号線ガード部分 トロリ線Tき接続 下り方 |
県道109号線ガード部分 トロリ線Tき接続 上り方 |
下り線側 |
小田原方 ATき電線Fとトロリ線き電線T 上り線側 |
き電線引き出し部にはパイプ母線 |
パイプ母線 |
パイプ母線 |
上下線8本(T、F)+SN(中セクション1本)+PW(NF)1本 |
下り線SN部接続 トロリ線 左から3本目 |
真中 77kV 受電部GIS 綱島周波数変換変電所3回線だがケーブルヘッドは2回線分 残り1回線はGIS部に直接接続・平塚変電所2回線の2系統接続 |
奥に地中ケーブル ブッシング to ブッシング接続部 2回線2系統 |
手前 平塚変電所からの2回線 奥 綱島周波数変換変電所からの2回線 平塚変電所からの2回線には分路リアクトルが接続されている。 平塚方面1,2号に接続されている分路リアクトル |
手前 所内変圧器 |
スコット結線変圧器 3台 左60MVA 右120MVA 二次側にセンタータップを設けて、センタータップをPW(NF)接続 センタータップと片方は30kV出力 両端は60kV(M座・T座間) 故に8本のブッシングが1台の変圧器からでている。対地電圧が30kVなので 絶縁が30kV対応のブッシングになっている。 |
左60MVA 2台はケーブル受電 77kV降圧60kV(M座・T座間) 架線送出 右120MVA 1台はケーブル入出力 ATと切替開閉器に向かうM座、T座母線の各Tトロリ線 ATき電線F |
120MVA スコット結線変圧器(3巻線方式)ケーブルヘット部 M座、T座側 母線側にケーブルで引き回される。 |
120MVAスコット結線変圧器 77kV降圧60kV(M座・T座間) |
右 60MVAスコット結線変圧器×2台 77kV降圧60kV(M座・T座間) |
中心部鉄構 120MVA、60MVAスコット結線変圧器からのM座、T座 母線 M座T座間60kV接続 対地電圧30kV |
60MVA 3巻線方式 スコット結線変圧器 上部 中間タップがNF接続なので全部で16のブッシングが変圧器から出ている 77kV降圧30kV(対地) |
各スコット結線変圧器のM座、T座には、負荷断路器8回路分が接続 |
奥 AT用放熱器 4台分 建屋下
建屋の中には中セクション切替開閉器も収納
|
AT部からの30kV T、F、SN部、T、F、
後ろに分離形CR装置が見える(円筒形と四角の箱)
下り線側
|
真中GP装置 上下線共通(NF接続) GPを挟んで左 上り線 右下り線 |
AT部からの30kV T、F、SN部、T、F
後ろに分離形CR装置が見える(円筒形と四角の箱)
上り線側
|
き電部全景
左下は、M座、T座母線に繋がる120MVAスコット結線変圧器からのケーブル
負荷断路器4台が少し見えている。
|
参考文献
持永芳文:三巻線スコット結線変圧器による新幹線ATき電用変電所の絶縁低減
電学論D; 1990,Vol.110-D,No.5,pp.570-579
齋藤敦宣ら:新横浜変電所き電用変圧器増設時の電流波形異常の解析と検証
鉄道電気テクニカルフォーラム;2009,22nd,論文番号24,pp.93-96
谷口 学ら:新横浜変電所87T不要動作の原因解析
鉄道電気テクニカルフォーラム;2013,26th,論文番号9,pp.33-36