小千谷発電所
小千谷発電所
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場所:子千谷駅
アプローチ:容易だが駅から離れている
特徴:JR東日本 基幹発電所 国鉄時代の二番目。戦後の水力自営発電所
1946年商工省 周波数統一準備調査委員会は、「我が国の標準周波数として60Hzに統一すべきである」と建議したため、小千谷発電所1~3号機の電気機器は50/60Hz共用の仕様で作製。しかし周波数の全国統一は実行できなかったため4号機以降は50Hz専用仕様となっている。千手発電所の利用水の再利用を図るように水路が設計されている。
沿革1951年発電機2台で竣工 50/60Hz共用
1954年発電機3台になり、山本調整池完成 50/60Hz共用
1962年発電機4台 50Hz専用
1969年発電機5台 50Hz専用
所在地 新潟県小千谷市山本316
発電所形式 調整池式
河川名 信濃川水系信濃川
設備容量 140,000kVA 使用水量 常時尖頭105㎥ 最大 300㎥
出力 常時尖頭 41,200kW 最大123,000kW
主水車 立軸単輪単流渦巻型フランシス水車 5台
主発電機 立軸励磁機直結三相交流同期発電機 28,000kVA 5台
出力 11,000V 50/60Hz 167/200rpm
主変圧器 Δ-Y結線 一次電圧10,500V 二次電圧161-154-147kV 50/60Hz
千手発電所 連絡送電線154㎸
小千谷、宮内変電所 給電 66㎸ 2回線 #66kV宮内小千谷線
小千谷発電所 取入れ口 |
分水築第二制水門 |
信濃川制水門 |
水が枯れている |
水路トンネル制水門 |
水路橋 |
水路橋 |
一般公開に参加 |
1号発電機 |
50/60Hz共用 |
励磁機 |
負極断路器 |
5台の発電機群 |
1号発電機 母線開閉器室 |
変電設備 同期投入用 |
変電設備 同期投入用 |
小千谷・宮内変電所方面 154kV降圧66kV変電設備 |
154kV 昇圧変圧器 |
154kV 昇圧変圧器 |
154kV昇圧変圧器中性点に繋がる抵抗器群 |
小千谷・宮内変電所方面 154kV降圧66kV変電設備 |
千手発電所の向かう連絡送電線 |
参考文献 図2-1-9
「自営電力のあゆみ」(五十年の変遷);2004:東日本旅客鉄道株式会社東京支社電気部給電課