JR東日本では、き電用直流高速度遮断器からのき電線を断路器盤を介して線路上のき電線に繋いでいる。
昔は同一建屋内に直流高速度遮断器と断路器盤を収容する例が多かったが、直流高速度遮断器と断路器盤を一緒の建屋内収容の場合 建屋内で火災が発生した場合 き電系統の切替が出来なくなり、回復に時間が掛るため積極的に断路器盤だけ屋外にキュービクル形式で出すようになってきている。
断路器を変電所とは別に置く利点(き電外線断路器盤の設置)
1.キュービクル内停電作業時の安全確保
2.変電所トラブル時のき電系からの切離しのた易用化のため
3.遠隔操作で切離ができる
4.Z母線,Z断路器で き電設備切離し後のき電線の並列接続による上下タイき電電圧降下低減
5.直流高速度遮断器故障時の共用回線への切り替え
| き電用断路器とZ断路器を屋外に設置 |
| 建屋内発災時 外部に出された断路器でき電可能な構成ができる |
西浦和変電所の場合
5. JR東日本 西浦和変電所(直流) なんと13年前の記事
| 外部に断路器盤が見えないので全て建屋に収容されている。 |
この西浦和変電所に仮設のキュービクル盤が運び込まれた
| 屋外に仮設の断路器盤が配置されている |
| 仮設14H、仮設13Hと記載 |
鉄板の上に置かれた各キュービクルには、配線がもうつながっていたので、この位置が定位置となるのであろう
| このPF管収容の配線 64P用か? |
| 金網の部分は上下帰線が繋がるレタン(リターン)等色々名前がある部分 各断路器収容キュービクルからの仮設配線はこの部分を経由するのであろう |
| き電線引き出し部 ここに新しいキュービクル型の断路器が置かれるのか? 下のコンクリは66kV架空送電線受電時代の受電鉄構の基礎 |
| 今は屋外の受電盤で66㎸ 2回線受電を行ないそこから1回線が建屋内に引き込まれている |
| かつての架空送電線時代の引き込むブッシング部があった箇所 その後ケーブル受電でもこのブッシングから2回線受電行なっていた |
| ステンのダクトが66kV1回線のケーブル収容ダクト |
| 仮設14H、仮設13Hの裏には同様なキュービクルがあるので 仮設12H、仮設11Hがあるのだろう。横のキュービクルは多分Z母線用断路器が収容 |
| 左 直列リアクトルと整流用変圧器2台 塗装し直し |
西浦和変電所には、この4つのき電線引き出し口のほかにもう1か所き電線引き出し口がある
| 2回線引出部 先の仮設キュービクルからここにどのように引っ張ってくるか見ものである。 |
| 13と14の数字が並んでいる。 |
参考資料
金子顕ら;JR東日本電機部門の輸送障害防止の取組み(電力編):鉄道と電気技術,Vol.23,No.12,pp.26-31,2012
板倉博文;鉄道事業者の変電設備(2)JR東日本の変電設備(直流)の概要:鉄道と電気技術,Vol.33,No.11,pp.60-64,2022