白山総合車両基地変電所 現物合わせ 北陸新幹線 取材は25年の8月
以下の記事は、新白山変電所の記事と重複している
1510. 北陸巡検8 JR西日本 新白山変電所 北陸新幹線
東海道、山陽新幹線の変電設備を除くと他の新幹線は、大体似たような作りの変電所、き電区分所、補助き電区分所が並んでいて面白くない。今回の基地変電所は若干のの違いがあり面白い。
|
新白山変電所 Google Street Viewの画像 金沢止まり時 現在は、敦賀までの完成時の画像になっている
|
新白山変電所 Google Street
Viewの画像 金沢止まりは、上空画像から推測するとスコット結線変圧器の片座運用でATも2台しかない。また末端なので変電所直下の切替開閉器室(異相区分)も上下線で設備されてない。中央 2つある建屋はき電用遮断器収容建屋
白山総合車両基地への入出庫線(回送線が正しいようだ)が単線(上り線のみ)で基地内単相同一き電と本線のき電を切替える切替開閉器室が中央左下1設備(常用・予備)と延長き電用のき電遮断器収容建屋が上り線だけだけであることが判る。
|
金沢止まり時の白山変電所内の白山基地変電所の機能部分
|
|
当初の単線入出庫(回送線が正しいようだ)時のき電系統と配線図 配線の点線部分はまだ無かった。 この図によると12T上りトロリ線からのき電で延長き電を行なう構成であるのが判る
|
|
系統図中央右の臨修庫にはデッドセクションがある。 最終的な系統図(敦賀延伸)では洗浄装置の両端がデッドセクションになっている
|
|
|
新白山変電所 Google Earth Proの画像 敦賀まで開通時
|
Google Street ViewとGoogle Earth
Proの上空画像が違うとは思わなかった。同一の素材から加工してStreet ViewとEarth
Proで使っていると今までは思っていたが違った。
敦賀まで開業時(約10年後)には、変電所直下の切替開閉器室が2設備、白山総合車両センターへの入出庫線(回送線が正しいようだ)が複線になったため、こちらも切替開閉器室が2設備となっている。また延長き電用遮断器室も2設備となっている。
当初は、新白山変電所だけで基地き電を行なおうと機構は計画していたが、保全面の問題からJR西日本が基地変電所の設置を求めたため設置に至った。(白山総合車両センターは24時間き電)
新白山変電所 敷地内に白山総合車両基地変電所の設備が一部同居している理由は、後追いで設置が決まった基地変電所内に切替開閉器を設ける場所が無かったので新白山変電所内に設けている。(新白山変電所より基地変電所は奥に位置している)
アプローチ:松任駅もしくは西松任駅
受電:北金沢変電所⇔新小松変電所間 新小松線154kV 2回線受電
新白山変電所も同一送電線から引き込み
陸電 松任変電所から77kV 2回線を引き込もうとしたが、送電鉄塔が土地取得問題で
建設できないので新白山変電所と共用の154kV 受電となった。
機器構成:不等辺スコット結線変圧器 2台(常用、予備)、高配変圧器 2台(2台とも常用) 基地内同相単一き電を行なうため不等辺スコット結線変圧器を使用している
|
|
敦賀延伸時の新白山変電所と白山基地変電所のき電系統図
|
|
陸電 新小松線 154kV 2回線 T分岐鉄塔 白山総合車両基地変電所
供給ケーブルヘッド 新白山変電所と共用 ケーブルヘッドが3組×2
|
|
白山総合車両基地変電所 供給ケーブルヘッド 新白山変電所 と共用 避雷器は1基で共用
|
|
|
白山総合車両基地変電所 154kV 2回線 引き下ろしCVTケーブル
|
|
|
ケーブル銘板 CVT250㎟ 太い
|
新白山変電所には、白山総合車両基地変電所の一部機能が片隅に置かれている。
この部分 記載内容は、新白山変電所と一部重複
|
赤丸で囲んだ部分 基地 入出庫線(複線・回送線が正しいようだ)部の切替開閉器が設備されている
|
基地内は、渡り線が多数存在するため単一電源(不等辺スコット結線変圧器)からのき電を行なっている。そのため本線電源と位相差が発生する場合があり変電所直下及びき電区分所に設備されている中セクションの切替開閉器を設備して本線電源と区分している。場合によっては基地全体を本線電源(上下線どちらか)に切替えてき電も可能な設備構成になっている。
本線き電は基本的には上下タイき電なので、本線上の渡り線には交流同相セクションインシュレーターが設備されている。
新白山変電所との関りは、一端引き上げられた東京方トロリ線接続部(上下)から再び基地き電用として引き下げられているき電線がある。
|
|
位置的には東京方下りTとなる (き電線11)
|
|
|
拡大 東京方下りTからT分岐
|
|
|
東京方上りTからT分岐(き電線12)
|
|
|
引き下げられて新白山変電所内の基地き電用切替開閉器室に向かう 上下東京方Tき電線
|
以上の部分が以下に該当
|
新白山変電所の12T及び11Tが一端本線上に上がり再度白山基地変電所向けに引き下ろされる ATき電線はこの図では省略されている
|
新白山変電所内の白山基地き電関係設備の説明
|
下り入庫線中セクション開始点 左が中セクション SN部 右が本線11Tき電部 デッドセクションが見えるが絶縁の隔離距離を取るため エアーセクションとなっている 中セクションの長さは約800m |
|
エアーセクションで中セクション部を形成するが絶縁距離を短くするためデッドセクションが割り入れられている。なんと色付きのセクションスライダー 色付は、初めて見た このデッドセクションにはパンタは触れない
|
|
|
中セクション終わり部分 右が中セクション部 ここもデッドセクションが使用され色付き
|
|
|
基地側からのき電線が繋がる ここから左が基地内同位相き電となる
|
|
この切替開閉器部分の赤のエアーセクション連続部が上記画像に当たる 上り線側 この図では下側は線路向こうなので見えない
|
|
この2つの建屋が本線延長き電時のき電用遮断器室 上図の青の部分 上下線に各1台
断路器2台に挟まれた遮断器1台の構成 断路器2台は屋外、遮断器は建屋内収容
|
|
切換開閉器建屋 左の建屋が前からある12Tと基地内き電の切替開閉器が収容 予備分があるのでブッシングが6基 右が後からできた11Tと基地内き電の切替開閉器が収容 上図緑の部分
|
|
右建屋 延長き電用遮断器収容で手前側が12T上り線用 奥が11T下り線用
断路器2台に挟まれた遮断器1台の構成 断路器2台は屋外、遮断器は建屋内収容
|
|
この切替開閉器は下り線用のSN3で現在右側(35)を使用中 左側は断路器のブレードが見えるので使われていない 中心がSN3で左が13T(本線側)、SN3を挟んで右が15T(基地側)
|
|
|
入庫側 16Tが12T側、18Tが基地側 SN4が基地、本線の中セクションき電
|
新白山変電所からの連続採番なので
11T、13Tが本線敦賀方面き電、12T、14Tが本線東京方き電、SN1が本線敦賀方中セクションSN2が本線東京方中セクション
ここからが白山基地変電所の番号が始まる
15Tが11Tと同じき電、16Tが12Tと同じき電 SN3が回送線敦賀方中セクション SN4が回送線東京方中セクション
|
奥 出庫側 15Tが11T側 17Tが基地側 SN3が基地、本線の中セクションき電 右の断路器が延長き電時エアーセクションの片方を繋ぐ断路器(この部分は入庫側) 18TとSN4を繋ぐ断路器 下図の黄色部分
|
|
この図の黄色〇の部分の断路器 青の部分の遮断器の両端に断路器を延長き電で投入(切替開閉器が故障、もしくは基地停電) しかし中セクションは断路器で切り離させているので列車長+αが無加圧となってしまう その際 黄色の断路器を投入することでエアーセクションの片方をエアージョント化する
|
17T及び18Tは纏まり基地側き電47系となる。一般名では回送・引上となる
|
引上線 特引914の接地極付き断路器 この部分は新白山変電所の隅にある 現在引上線は基地内き電47系で加圧中
|
|
| 加圧中 47系 |
|
|
引上線 特引914の接地極付き断路器部
|
|
|
基地内き電線47系(回送・引上)と繋がる線条変圧器
|
|
|
赤丸部分の線条変圧器とつながる基地内47系き電線(基地入口の18T及び17Tと繋がっている)
|
|
この47系き電線は、基地内停電時
本線から基地内をき電する役目を持つ重要なき電線となる 基地停電時 延長き電用遮断器投入 45,46遮断器開放で基地内は本線き電となる 本線は上下タイき電で同位相なので基地内も本線と同位相となる
|
|
|
入出庫(回送線)の上下線は同一き電47系であるため加圧ビームで架線を保持
|
|
基地入口の回送・引上き電部分から 基地内き電への分岐点にある交流同相セクションインシュレーター部 ここから右が47系でき電電 ここから左が48,49系でき電でき電される
|
|
|
赤丸の部分 交流同相セクションインシュレーター 手前は同一き電系47系
|
|
交流同相セクションインシュレーター後 左側が49系 右側が48系 そのため両架線の間は絶縁されている
|
|
セクションインシュレーター後は2つのき電系統に分かれる(48系と49系) 構内は同一位相だが、さらにき電系統が5系統に分かれている。 不等辺スコット結線変圧器で同相き電を実施
|
|
右 47系き電からセクションインシュレーターを挟んで手前49系と奥48系に分かれる部分 上を通るき電線は47系で基地の回送引上線に供給、基地停電時本線からのき電に使われる
|
|
|
車庫部 右から1番から6番まで48系き電。6番から9番までが47き電系
|
|
左に見える2つの同相セクションインシュレーターが 総合試験車線(特試913)と組替線(特組912)の入口部のセクションインシュレーター
|
|
|
総合車両試験車線(特試913)と組替線(特組912)の入口部のセクションインシュレーター
|
|
|
別角度 手前総合試験車線(特試913)12番線、奥組替線(特組912)11番線
総合試験車線(特試91)と組替線(特組912)の入口部のセクションインシュレーター
|
|
|
10番線は、通路線、11番線は組替線(特試913)、番号無は総合試験車線(12番線)
|
|
|
総合試験車線(12番線)のき電は車庫内からき電線が引き出されている
|
|
|
き電線を辿ると10番線の架線からT分岐している
|
|
総合試験車線(12番線)車庫内部 接地極付き断路器がある この断路器が特試913断路器に該当
|
|
上から順に12番線総合試験車線、11番線組替線、通路線 まさしく総合試験車線12番線は10番線からT分岐して特試913の断路器を経由してき電される 12番線総合試験車線、11番線組替線も両端に交流同相セクションインシュレーターがある
|
|
ここで???がでた。この画像だと10番線に接地極付き断路器があるように見える 11番線には、ただの交流同相セクションインシュレーターがあるように見える 目の錯覚(遠近の取り違え)
|
|
別角度 接地極付き断路器は、どうやら11番線で正解 この右の断路器が特組912断路器となる 中央
電車線区分標がある交流同相セクションインシュレーターが12番線総合試験車線となる 更に左に1本線路が増えているのが臨修引上線となる。 一番左接地極付きセクションインシュレーターの左側に通路線が見える
|
|
現場 画像はこの図と同じ 通路線が10番、組替線が11番、総合試験車線が12番となる さらに外側に臨修引上線が加わる
|
現場 GoogleStreetView
|
|
奥の架線柱に引き留められているき電線が48系(着発1~6)
|
|
ポリマ碍子で支えられているのが47系(回送・引上) 実はこの裏にもう1系統引き止められているき電線がある
|
|
別角度 ポリマ碍子で支えられているのが47系(回送・引上) 引き留められているのが49系(着発7~9・通・組・試・臨)
|
各き電線の名称は次で明らかになる。
|
この右架線柱に引き留められているのが49系(着発7~9・通・組・試・臨) き電線の下に赤で表示あり
|
|
|
3系統のき電線が見えるが手前が49系(着発7~9・通・組・試・臨)
|
|
次が47系(回送・引上)奥が48系(着発1~6)
|
| 49系 |
|
| 47系 |
|
| 48系 |
|
セクションインシュレーター後は2つのき電系統に分かれる(48系と49系) 構内は同一位相だが、き電系統が5系統に分かれている。 不等辺スコット結線変圧器で同相き電を実施
|
|
48,49系の後に51系が交流同相セクションインシュレーターでき電分離されて繋がる それぞれAからDとする
|
|
|
AからDの交流同相セクションインシュレーターの実際の位置
|
|
Aの交流同相セクションインシュレーター 49系と51系のき電区分
|
|
Bの交流同相セクションインシュレーター 臨修引上線・臨修庫・臨修線にき電する特臨911断路器(接地極付き)49系き電
|
|
49系き電されている臨修引上線、臨修庫、臨修線 特臨911断路器(接地極付き)でき電 断路器を接地側にすると臨修引上線、臨修庫、臨修線が加圧中止停電
|
|
この臨修911のセクションインシュレーターの奥に セクションインシュレーターとデッドセクションがある このデッドセクションの左右の勾配からエアーセクションの絶縁距離を短縮するために入れてあると思うが、もう片割れが発見できなかった。
|
|
別角度 どうやらポイント通過後の架線の絶縁間隔を取るため入れられているので片方しかない ここがCの交流同相セクションインシュレーター
|
|
ここがDの交流同相セクションインシュレーター 12番庫抜と表示された交流同相セクションインシュレーター 線路を辿ると12番線に入る
|
|
左の建屋は臨修庫 内部には記号ではデッドセクションがある き電線がトロリ線から立ち上がり臨修庫の周りをまわって再びトロリ線に繋がる
|
|
|
150kVAと書かれているのが線条変圧器 48系に繋がる
|
|
|
右電柱下に線条変圧器 48系に繋がる 左き電線は48系
|
|
|
変電所に向かう
中心が47系(回送・引上)右が48系(着発1~6)
51系と52系は基地変電所の傍なので、ここまでは伸びてきてない
|
ここから側道は、基地から離れるので内部を窺い知ることはできない
白山基地変電所関係設備の説明
 |
| 基地変電所 154㎸受電側 1L,2Lのケーブルヘッド部 |
|
白山車両基地154㎸受電 ケーブルヘッド表示 先に述べた変電所引込鉄塔から受電 1L側 |
|
右隅に154㎸受電ケーブルヘッド、VT、断路器(接地極付き)、遮断器を経てVTとCTでMOF その後1L受電と2L受電の母線に繋がる。 母線同士は、断路器で無停電受電切替が可能
|
|
右 VT(電圧) 左 CT(電流)でMOF(電力量計・W=V×A)を形成
一番右 VTの左に1Lと2Lを繋げる断路器が見える。これが無停電で1Lと2Lを切替える断路器
遮断器ではない。1L運用中に2L遮断器(受電)投入。2Lが同電位同位相に加圧されるため断路器を投入しても問題はない。逆もまた然り
|
|
1L、2L母線から断路器、遮断器、避雷器をへて高配変圧器、不等辺スコット結線変圧器へ この部分 側道から奥なので見えずらい
|
|
|
右に避雷器 その奥に遮断器 コンペンセーターが載っている154㎸降圧6.6㎸高配変圧器
|
|
1L側 右に前述の高配変圧器 中央 不等辺スコット結線変圧器FTr1 一次側R,S,T表示 不等辺スコット結線変圧器の左側に3本のブッシング部が見えるがこれがOT1所内電源 逆不等辺スコット結線変圧器、その右 ラインポストのように見えるが避雷器3基 |
|
|
不等辺スコット結線変圧器の二次側 表示がM,O,Tに替わる。このうちM,Tを使用
|
|
別角度 1L側 不等辺スコット結線変圧器 二次側 表示がM,O,Tに替わる。一次側はR,S,T 各二次側出力部にCT(変流器)が入っている
|
|
|
不等辺スコット結線変圧器2次側
M,O,Tの母線があり2台の不等辺スコット結線変圧器の二次側を無停電で切替えて運用できる構成になっている。通常M,Tを使うがOも結線されている。網目で見ずらい。CTと断路器が判別できる。
|
|
不等辺スコット結線変圧器の二次側T,O,M 右に不等辺スコット結線変圧器 中央縦向きの断路器は不等辺スコット結線変圧器FTr1とFTr2のタイ断路器 横向き断路器2つはき電用遮断器室に引き入れられるT,M
|
|
左側 建屋 一部 ブッシング部が見える 不等辺スコット結線変圧器二次側母線からT,Mが引き込まれるき電用遮断器室
|
|
|
き電用遮断器室 FTr1(45・右)とFTr2(46・左)用の2設備
|
 |
| 左側46 き電用遮断器室 基地側断路器 ブレードが見えているのでき電していない |
 |
右側45 き電用遮断器室 基地側断路器 ブレードが見えいないのでき電してる
|
|
|
|
拡大 左にVT(電圧計)が見える。き電用遮断器の両端に断路器が組み込んである
|
|
|
負荷断路器3台が並んでいる
|
 |
45.46がき電用遮断器 母線でまとまり41~43の負荷断路器でさらに分割される この図は簡素化された図
|
 |
母線から負荷断路器3基で3系統(41,42,43系)に分岐 一番右の碍子が見えているのがき電用遮断器(45,46)のT座側が繋がる母線 |
 |
41の横 45、46き電用遮断器が繋がるき電母線T座(ここから3分岐) M座はここで絶縁等級が替わり6号絶縁となる 中性線(N)が2系統
|
 |
| 不等辺スコット結線変圧器のM座が繋がるN(中性線) |
 |
| き電用遮断器45,46から3分岐して41~43になる部分 全体俯瞰 |
 |
白山基地変電所の受電からき電までの単結線図 2Lは1Lと同じなので省略 き電線、母線にかましてあるCT(電流計)は省略 |
 |
基地変電所の心臓部 不等辺スコット結線変圧器からき電用遮断器室までの機器配置 OTが逆不等辺スコット結線変圧器、52F45、52F46がき電用遮断器室 LAが避雷器、VTが計器用変圧器(電圧計)89が断路器、CTが変流器(電流計) |