武蔵嵐山変電所
アプローチ:武蔵嵐山駅 容易
受電:TEPCO東武嵐山線 66kV2回線 埼玉変電所発 TEPCO入間線No.87鉄塔分岐
き電:東上線 通常セクション
変成設備 シリコン整流器3,000kW×2
高配設備あり
シリコン整流器は2台 |
ともに富士電機製 2号 シリコン整流器3,000kW |
ともに富士電機製 1号 シリコン整流器3,000kW |
整流用変圧器も富士電機製 |
高配設備 66kV降圧6.6kV変圧器と進相コンデンサ盤 |
1号変成設備は、ケーブル受電 2号変成設備は、架空配線 ケーブルブッシングとケーブルヘッド |
送電線鉄塔と変電所の関係 |
受電鉄塔の下にC-GIS 1,2号受電盤、MOF盤、バイパス盤等が並ぶ |
ポリマ碍子ケーブルヘッド |
駅側 き電線引き出し 森林公園方からきた き電線は、さららにセクション方(小川方)に延長されている |
両鉄構のダクトから引き出されているのは 森林公園方上下き電線 |
変電所側受け口正面 |
受け口裏側 |
JR東日本のレタン(Return)のようなもの 帰線集約部 |
別角度 |
奥 帰線専用 インピーダンスボンド中性点につながる帰線 手前 信号用インピーダンスボンド兼用のインピーダンスボンド中性点につながる帰線 奥の中性点から引き出された帰線もつながっている |
森林公園側 き電線とき電線分岐装置 森林公園側は、上下一括き電なので左き電線から上下線にき電 場所によっては 右き電線から上下線にき電 |
奥森林公園側 |
小川方 手前トラス 左 き電線は、森林公園方き電で上下線にき電 奥トラス 一番左Zセクション下りき電線 次 森林公園方き電線 次 小川方き電線 一番右 Zセクション上りき電線 |
奥にセクション用のセクション標がみえる |
セクション部 セクション用のき電線が両架線柱に引き留められている(Zセクション部)その間を1本のき電線が伸びる(小川方上下一括き電用き電線) |
次の部分で 小川方上下一括き電用き電線は、上下線用に分岐する この形態のまま、単線部分に進む |
き電点1が武蔵嵐山Zセクション部 上下Zセクション用き電線が架線柱引き留め き電点2が、上下一括き電線が上下線に分岐する部分 |
東武東上線の新しい電力管理システムより記載の系統監視盤 一番左が若葉変電所 Zセクション方式、高坂は通常き電、森林公園はZき電、構内独立き電、次が武蔵嵐山変電所 この系統図ではZき電方式ではないが実際はZき電方式であった。 変電所直下小川方にセクションがある。さらに奥の小川方にセクションがある。 |
参考資料(順不同)
鈴木 孝郎ら;東武東上線の新しい電力管理システム:鉄道と電気技術,Vol.12,No.6,pp37-41,2001
柴田 浩一郎;東武鉄道株式会社:鉄道電気協会誌,Vol.41,No.11,pp.53-57,1987
東武鉄道(株)電気部電力課;電力設備の概要:鉄道ピクトリアル,Vol.58,No.1(臨増)pp.106-109,2008
千徳 通利;現場だより 東武鉄道 杉戸電気管理所:鉄道と電気技術,Vol.21,No.7,pp.71-74,2010