2018年10月1日

830. JR東日本 横須賀線 停電 10/1 事故 原因 速報

 横須賀線 停電 10/1 原因
 
横須賀線での停電事故 JR東発表では大船⇔久里浜間停電との発表
 
ちょうどこの区間は、大船変電所からのJR自営送電線66kV 2回線の経路の配下の変電所が停電していると考えられる。
 
大船変電所からの自営66kV送電線は
逗子変電所
田浦変電所
に供給を行っており停電すると、これら変電所が脱落する。

大船変電所は、66kV電源の送出を行っているので停電しているのは、この送出している66kVとなる。東海道線は動いているので、正確には大船変電所から田浦変電所までの自営66kV送電線が停電している。 たぶん倒木かなにかで送電線を切ったか接触事故で地絡が発生しているのだろう。
信号、駅舎、踏切も停電なので、高配系も落ちている。き電系では無いような気がする。

故障箇所の切り分けは、逗子変電所がT分岐であるので大船・田浦間の送電線の目視点検が必要だが、山の中を通っているので時間が掛かる。

逗子変電所がT分岐でなければ、逗子⇒田浦を切り離し大船⇒逗子の再投入で投入できれば逗子⇒田浦間であると故障判定できるが現状の送電経路では無理である。
大船変電所⇒田浦変電所 送電系統図

大船変電所 右からくるのが新鶴見交流変電所 実線 架空送電線
上からくるのが東電系統 架空送電線と東大船変電所への破線 地中ケーブル
下に出ているのがJR大船線66kV 2回線
辻堂は、破線 地中ケーブル 2回線


大船変電所自体は、新鶴見交流変電所からの自営架空送電線66kV受電と東電受電を行っている。

 
久里浜変電所は、東電受電なので久里浜以南は動かせる。





参考文献引用
「自営電力のあゆみ」(五十年の変遷);2004:東日本旅客鉄道株式会社東京支社電気部給電課

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