新高山補助き電区分所 119k536m大宮起点
グーグルマップでは表示名が出ない。地図の建屋の部分に立坑があったはず アプローチ:中山トンネル全長14.957km 上毛高原方入口から約5kmの地点 不可能
場所:高山立坑(埋め戻し)部分の枝坑に補助き電区分所を設置。
長大トンネル内の補助き電区分所は、ATの搬入等で課題が多く、省略も視野に入れた検討が行なわれている。
この補助き電区分所は、AT故障対応策として上下タイき電遮断器が設けれれている。
特に新高山補助き電区分所は、建設時に使われた立坑が埋め戻されており、機器交換の際は、一番近い上毛高原保線基地からの搬入を時間の制約を受けながら、またトンネル外での実地のモックアップを使用しリハーサルを行い完了させている。
区分:新上毛高原補助き電区分所、新渋川変電所(新渋川変電所担当部)
ATの10km間隔での設置。
参考文献
宮嶋 宏ら:新高山補助き電区分所単巻変圧器搬入方法について
鉄道電気テクニカルフォーラム論文集;2012,25th,論文番号21,pp.93-96
図5、図39引用
山本彬也ら:トンネル内の枝坑を利用した微気圧波低減対策の効果 上越新幹線榛名、中山トンネルの場合
鉄道技術研究報告;1983,No.1250,pp.1-54
安藤政人ら:新幹線長大トンネル内単巻変圧器省略に関する検討
日本機械学会交通・物流部門大会講演論文集;2003,12th,鉄道シンポジウム編、論文番号1301,pp.233-236
大貫富夫ら:地上360mからの薬液注入 上越新幹線中山トンネル高山Ⅰ工区
トンネルと地下;1982,Vol.13,No.2,pp.25-31
特に新高山補助き電区分所は、建設時に使われた立坑が埋め戻されており、機器交換の際は、一番近い上毛高原保線基地からの搬入を時間の制約を受けながら、またトンネル外での実地のモックアップを使用しリハーサルを行い完了させている。
区分:新上毛高原補助き電区分所、新渋川変電所(新渋川変電所担当部)
ATの10km間隔での設置。
中山トンネル概要 この図の高山立坑に新高山補助き電区分所がある。 高山立坑位置 大宮起点109k460m本線右約60mに設けた内径6m、深さ295m |
中山トンネルの枝坑 SSPの部分が新高山補助き電区分所に該当 上図 高山立坑拡大 |
上毛高原保守基地119k130m 中山配電所付近からATを夜間作業時間3.5h以内に搬入する必要がある。
上毛高原保守基地から7.2km起点側で曲線R=6,000mの軌道内側起点に向かって下り勾配12‰カント84mmの位置に新高山SSP用の枝坑がある。
本線と新高山SSP間は高さ7m幅約6m奥行11~23mの不整形な空間に存在。
リハーサルを2回実施
1回目 233 新榛名SSPの斜坑を利用した、SSPの交換時 ATと同じ大きさと重量の水タンクを用いて実施。水タンクを用いたのは、万が一時間が無くなった場合、水抜き分解ができるため。
2回目 1回目のメンバーで重量物取扱専門会社に敷地にて、上述カントを再現。SSP設置構内への引込をリハーサル。2010年9月AT1、2011年9月AT2の交換終了
長大トンネル内の補助き電区区分所のATの交換は、作業時間も限られることから、省略する検討が行われており、誘導障害の無い光ケーブルを通信機器へ導入することで省略が可能か検討されている。
参考文献
宮嶋 宏ら:新高山補助き電区分所単巻変圧器搬入方法について
鉄道電気テクニカルフォーラム論文集;2012,25th,論文番号21,pp.93-96
図5、図39引用
山本彬也ら:トンネル内の枝坑を利用した微気圧波低減対策の効果 上越新幹線榛名、中山トンネルの場合
鉄道技術研究報告;1983,No.1250,pp.1-54
安藤政人ら:新幹線長大トンネル内単巻変圧器省略に関する検討
日本機械学会交通・物流部門大会講演論文集;2003,12th,鉄道シンポジウム編、論文番号1301,pp.233-236
大貫富夫ら:地上360mからの薬液注入 上越新幹線中山トンネル高山Ⅰ工区
トンネルと地下;1982,Vol.13,No.2,pp.25-31