尾久車両センター・田端運転所
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| 王子交流変電所からのき電線 田端操車場構内（機関庫）と東北 客 回送（構内） |
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王子変電所から来た東北 客 回送（構内）が中線に繋がり、赤・客操44と緑・客操45に分岐する
両者とも断路器は閉極（ON) |
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| 赤・客操44と緑・客操45は、尾久車両センター内に分岐する |
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上部 王子変電所からの分岐前の太いき電線
下 左 田端操車場構内（機関庫）行き 右 赤・客操44が王子方面に戻る |
アプローチ：尾久駅
特徴：尾久駅から見える断路器の赤が左をカバー 緑が右をカバーしている
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| 常磐貨物線 田端運転所 王子方 |
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| 田端運転所方面には王子交流変電所から貨63L回線が繋がる |
尾久車両センター 上野方 入口 日暮里変電所からのき電線分岐部
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尾久車両センター上野方 入出区線には、もう一組断路器がある
中線が尾久車両センター側に繋がる
客操81は、東北線上・高崎線上に繋がる日暮里変電所方
客操82は、東北線下・高崎線下に繋がる日暮里変電所方 |
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| 尾久車両センター方向 |
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| 上野駅方向 日暮里変電所 |
田端運転区 尾久車両センターとは右下踏切で繋がる
尾久車両センターには交直試験用の交番検査庫が2箇所ある まずは1箇所目
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交流20,000Vがケーブルヘッドからでて三方断路器に繋がる
左 直流1,500V 中位 接地 右 交流20,000V |
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この交番検査庫は、ほとんど使われていない
またデッドセクションは設けられていない 交番検査庫内だけの交流き電
架線は、碍子で直流と分断 入庫の際はパンタ下げでジーゼル機関車で入庫 |
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| 尾久駅ホームからの遠望 |
「ふれあい鉄道フェスティバル」で尾久車両センターが開放された。もちろん目的は交直切替部
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| 沢山の見学者 尾久駅入口 |
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| 並び並ぶ |
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| ジョイフルトレイン ジパング 目的は、車体の後ろにある交直切替部 |
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| 交直切替部が近づく |
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| 近づく |
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| この検修庫は、転削盤が備えられていた。 |
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| 交の文字 |
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| 検修庫奥の架線終端部 入口から30mくらいまで架線が引かれている |
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ジョイフルトレイン ジパング 運転台 ジパングは交直両用車ABBは良いか
ABBは、空気遮断器Air Blast Circuit Breaker の略 |
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| 運転台計器類 |
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| ジパングはABBより真空遮断器VCBに交換されている。 |
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ジパング運転台 電圧計 約1,900Vを示す 実は、交流でジパングは加圧されている。
実際は、19,000V 交直両用電圧計であった。 |
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左 下交直切替スイッチは「交」
電柱に架線終端の表示
左奥 架線が碍子で分断 入庫の際はパンタ下げでジーゼル機関車で入庫
デッドセクションは、設けられていない
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| 交直切替断路器 左に切替 |
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| 断路器制御盤 手前は光線式進入警報装置 |
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| 左 交流20,000V 真中接地 右 直流1,500V |
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| 20,000V昇圧変圧器 |
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| 6.6KV2相から20,000V単相昇圧変圧器 |
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| 王子SSからの専用線が引かれている。 |
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| 交直 切替説明マニュアル |
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線路は、検修庫に入る前に絶縁されている。
これは、線路からの帰線電流が検修庫に流れないようにするために絶縁されている。
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| 帰線端子に繋がる検修庫線路からの帰線 |
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| 線路 絶縁部 |
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| 線路に帰線が繋がる。上部車両は ジパング |
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| 帰線端子盤 |
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| 帰線端子盤からの帰線が立ち上がる。 表示板は「交」 |
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| 直流1,500Vと共架 |
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上 1,500VDC
下 帰線 |
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上 1,500VDC
下 帰線 碍子が1個 |
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1,500Vは構内のき電線に接続
帰線は、分れて別になる。 |
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| 帰線は、操車場内の架線がある場内に延びる。 |
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| トラス上を帰線が伝わり 左下の長方形の機器に繋がる。 |
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| 拡大 |
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電食防止用帰線自動開閉装置に繋がる。
検修庫内の帰線電流を検修庫から出る方向に制御する装置。
この装置とレール絶縁により検修庫からの漏れ電流を低減させている。
同様な装置は、大井工場にもある。 |
帰線自動開閉装置 文献より引用
電車車庫付近では比較的大きな漏れ電流により埋設管の急激な電食や火花が発生することがある。この防止対策としては帰線自動開閉装置の適用が効果的で当所では、転削庫においては推定年間320kgの電食をほとんど解消し、また修繕庫ではクレーン使用時約250Aと推定された火花電流が16Aと大幅に減少した。
このような、大きな漏れ電流による異常電食や火花の防止対策として原則的にはレールと建屋その他との接触を切り離せばよい。電気設備の技術基準でも第269条でレールと建屋配管類の電気的接触を禁止している。しかし、実際には分離困難な場合があり、このため「但し車庫その他において金属製地中管路の電食防止のため帰線を開閉する装置を施す場合はこの限りでないとされている。
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| おまけ 架線が無い状態 |
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| おまけ |
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| 塗装したてのEF81 81 |
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| 転車台上のEF81 81 ローズピンク 銀帯のお召列車牽引仕様 |
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| 検修庫内の「なごみ」 |
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| ディーゼル発電機部分 ラジエター・エンジン |
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| 発電機・予備発電機 |
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| 連結器引き出し作業の実演 |
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| 光線式警戒装置 |
尾久車両センターには交直試験用の交番検査庫が2箇所ある。 2箇所目は有名
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上部 画像の三角屋根の白い建物が交番検査庫
2線路分が交直切替部のある交番検査庫となる |
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交直切替部拡大 三方向断路器 左 直流1,500V 中立 無接続及び接地 右 交流20,000V
まん中に交流20,000Vのケーブルヘッドの下部が覗かれる |
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王子変電所から、はるばる引かれてきた機関庫用のき電線が左に見える。
三方向断路器の真中にはケーブルヘッドで交流20,000Vが立ち上がる
デッドセクションが架線に見える |
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看板 拡大 交直切替えスイッチレバーと 接地レバーがある
中立にするとベルが鳴動する |
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建物後ろ側にも交直切替部がある。
前の交直切替部と連動（動力式）連動していないので、一旦 中立にしてベルが鳴動した状態を確認して
交直切替及び接地作業を行う |
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建物後ろ側の交直切替部 三方向断路器 左 直流1,500V 中立 無接続及び接地 右 交流20,000V
デッドセクションが見える
交流20,000Vは、架空線で黄色のフェンス内の変圧器(6.6kV→20,000V昇圧）に繋がる。
同様な変圧器が大宮総合車両センターにある
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参考文献（順不同）
大境 彰：電食防止用帰線自動開閉装置
防錆管理；1986,Vol.30,No.4,pp.109-114
