2014年12月1日

164. JR東日本 新前橋き電区分所(直流)と新前橋開閉所(交流)

新前橋き電区分所
アプローチ:容易 新前橋駅                                          
受電:群馬総社変電所・高崎変電所間き電線                                
給電:上越線、両毛線 上越線のき電線から両毛線への給電

両毛線の電化は、小山⇔前橋間 60.2km変電所 栃木他6箇所、シリコン整流器3,000kW 1組の変成設備 既設小山変電所き電線1回線増設、新前橋でき電区分所を新設。上越線からのき電線から分岐(1966年時点)
小山変電所き電線及び新前橋き電区分所は2014年時点でそのままの状態


き電線は、3本
左より11、12、13 圧空式 断路器駆動のため空気タンクがある。
13が両毛線への給電
12と13は、断路器で接続されている。断路器の状態は「開」
右 11は、上越線下り方面 12、13は上越線上り方面 13が両毛線に繋がる
13が両毛線に繋がる き電線を追っていくと
両毛も表示
手前に群馬総社変電所からの庫21が横切る。これは、き電区分所には接続されていない。
新前橋き電区分所の群馬総社側には、電留線用の断路器群がある。
電留線用の断路器群 一つの断路器が4,000A
51の断路器が下り線のき電線の区分断路器 41,43が電留線用断路器
52の断路器が上り線のき電線の区分断路器 42,44が電留線用断路器
左より44、52、51、43の採番のき電線 44,52が上越線上りで51,43が上越線下り。
区分き電所の配線
断路器を経て避雷器に繋がる。
避雷器の下には、建屋内の断路器を駆動する圧空のタンクと配管
12と13の裏側
12と13の接続断路器
鉄構の下の長方形の機器は圧空コンプレッサー
所内変圧器
群馬総社変電所からの庫21が、高崎車両センター新前橋運輸区へ繋がるトロリ線に給電している。

パンタ擦り板の画像解析中 車両センター入口には、必ずと言っていいほどある装置



新前橋開閉所

新前橋開閉所は、グーグルマップで表示名がでない
受電:東電群馬変電所からの新前橋線1,2号受電                              
給電:群馬総社変電所へ2回線受電で母線化 66kV 地中1回線送電を行うJR開閉所。

163. JR東日本 群馬総社変電所(直流)

新前橋線 15番鉄塔から分岐66kV 2回線

パイプ母線で取り回しが楽になっている。

新前橋線1,2号受電
断路器を経てパイプ母線で遮断器に繋がる。
パイプ母線から遮断器を経て避雷器を経由CHに繋がる

群馬総社変電所へ向かうケーブルヘッドに接続された地中ケーブル
6万ボルト表示のトラフ
新前橋駅を66kV敷設トラフが通過

参考文献

近藤博ら:国鉄地区電化について
電気鉄道;1966,Vol20,No.2,pp.7-12


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