沼田変電所
アプローチ:容易 沼田駅
受電:JR沼田線 小松発電所・上久屋変電所間上久屋・小松線1,2号線分岐
給電:上越線
特徴:上越線のき電線は、清水トンネルまで下り線の方が太い(すべて上り勾配であるため)
沼田変電所の位置は、平均勾配10‰ 上牧変電所まで10.42km、津久田変電所まで10.73km
の山間地にあるため瞬間最大出力に重点をおいた変成設備となっている。下り線の使用電力量は、上り勾配であるので上り線の使用電力の約3倍電力を必要とする。(文献参照)
下り線は、上り勾配(10‰)が続くため、き電線が太い |
JR沼田線 小松発電所・上久屋変電所間上久屋・小松線1,2号線分岐 |
JR沼田線 |
断路器を経て母線に繋がる |
母線から遮断器をへてMOFへMOFから所内母線 |
所内母線から2系列に断路器・遮断器・変圧器と繋がる。 |
手前 整流用変圧器とバスダクトで繋がったシリコン整流器 |
直流 正極 負極 母線断路器 バスダクトの下にはOT(所内変圧器) 多分6,000kW級のシリコン整流器 |
DCCTが見える |
直列リアクトル |
インピーダンスボンドの中性点に帰線が繋がる |
Z母線方式の屋外型キュービクル 直流断路器Z母線用 一番左がZ母線 下り11、上り12、上り14、下り13 |
断路器銘板 |
断路器を経て、き電線に繋がる |
裏側には、延長き電用断路器 11と13 12と14を繋ぐ 断路器は「開」 |
正統派き電接続 下り線 13番き電線は、上り方面に延長 |
正統派き電接続 上り線は、き電線が細い 14番き電線は、上り方面に延長 |
13番き電線接続点 |
エアーセクション 上り線 |
高配変圧器 66kV降圧6.6kV |
参考文献
岡部高喜:変電所負荷分析の一手法
電気鉄道;1975,Vol.29,No3,pp.18-22